夢はうたかた

キスマイの音楽の話を好き勝手書いていた場所

勝手にキスマイ名イントロ10選

 

「関ジャム完全燃SHOW」の大ファンです。毎週録画しておいて、ゆっくりじっくり1回ずつ見るのが数少ない楽しみになっています。音楽愛にあふれた、とても素敵な番組だなぁと思っています。

さて、去る2月23日放送の関ジャムは「すごいイントロ特集」でした。サブスク時代の影響か、最近の音楽はイントロが良くないとだめ、というお話から始まります(要するに、イントロの時点で好きじゃないと思われると飛ばされちゃう)。

そんなこんなで様々なジャンル・時代の名曲、名イントロが、いろいろな音楽業界の人から紹介されます。その中でKan Sanoさんがチョイスした名イントロの中にSMAP「Let It Be」(2000)という曲がありまして。実は以前読んだ好きなブログの中で言及されていたことがあって、そういう曲があることは存じ上げていたのですが、実際に聞いたことはなくて。今回聴いてみて、「すごい好きな感じ」と思いました。今更ですみません。しかし20年経ってもなお色あせない曲の魅力ですよ。(ちなみにKan Sanoさんの「My girl」超カッチョイイ)

「Let It Be」はアイドルの楽曲なので、もちろんそれを歌うSMAPの魅力が大きく影響すると思うのですが、Kan Sanoさんが「ジャミロクワイかと思った」というくらい、そもそも音楽がものすごくよいという性質も持ち合わせています。

そう…アイドルが歌うというキャッチーさ+楽曲そのものの良さ。ということで言えば、良い曲で有名(主観)なキスマイにもいいイントロの曲があるはず!と思い立ちました。勝手に「キスマイ 名イントロ10選」と題し、10個のイントロをピックアップしたいと思います。要するに私が「いいイントロだな」と思う曲10個です。

今回触れた曲のプレイリスト→MUSIC | Kis-My-Ft2 Official Website

1. FIRE BEAT (1stアルバム『Kis-My-1st』通常盤・Disk2収録)

ザ・ロックのイントロ ライブで「キャー!!!」ってなるやつ。これはイントロで会場を沸かせるタイプの曲でしょ!!みんな大好き「FIRE BEAT」。どんなバンドも持っている、イントロで「キャー!!!!」「うおぉぉおおお!!!!」ってなる曲。やっぱりロック調だし、ギターってのがいいよね。イントロとは無関係ですが、間奏のギターソロが好き。 

2. 運命Girl(2ndアルバム『Goodいくぜ!』収録)

ワクワクが止まらないギターイントロ。同じギターを中心としたイントロでも、FIRE BEATとは雰囲気の違うイントロ…こっちもいい!!大体Aメロが始まるまで25秒くらい、ギターは同じ音をループするんですけど(というか始まってからもループ)、だんだんと音の種類が増えていって高まる。これがいい。この曲ほんと好きなので、是非フルで聴いてほしい。

3. VersuS (6thアルバム『MUSIC COLLOSSEUM』収録)

和風のリフがキャッチーで耳に残る。このイントロで出てくるリフがサビ前までの伏線という感じがしていい。このリフはイントロ後サビまで流れ続ける。最初にこういうの来るよ~と教えてくれる方式。曲全体の雰囲気がこのリフでわかるし、「この曲聴いてみようかな?」に繋がりやすいような現代的イントロのタイプ。個人的にも大好きな曲。誰がプロデュースしたか、そろそろ教えてくれないかな?

4. Strawberry Dance(2ndアルバム『Goodいくぜ!』収録)

個人的に、最もSMAP感のある曲だと思っているんですが。フェードインからベースのスライド!!!!!!たまんねぇな!!!!いいイントロ

5. 3.6.5 (3rdアルバム『Kis-My-Journey』収録)

この曲、私は正直イントロ~A'メロまでが好きでして。イントロ①→イントロ②→Aメロ→A'メロ(と言っていいのかな)→Bメロ→サビ~と続く感じ。専門家の皆さまご指摘ください

 365のイントロは20秒以上あって長め。ピアノで和音を弾くパート→電子音のメロディーが印象的なパート。曲全体を通じてある軽快なテイストがよく分かるいいイントロです。そろそろ「イントロ」のゲシュタルト崩壊

6. ConneXion (21stシングル『LOVE』通常盤収録)

短い音の中でオシャレに魅せるイントロ。横尾・千賀・藤ヶ谷のユニット曲。シングル通常盤にしか入っていないユニット曲ですから、ファン以外はあんまり聴く機会がないだろうと思います。しかし…このイントロは、すごい。8秒のイントロの中に入るウィスパーボイスがこの曲全体のオトナな雰囲気を見せてきている感じがする。トレンドの洋楽を聴いているような感覚。んですっとAメロに入るんですよね~~~~~はい好き~~~!!!!!

7. はぐすた (7thアルバム『FREE HUGS!!』通常盤Disk2収録)

クラシックからラップのフィールドへ、不安と期待を抱かせる名イントロ。二階堂ソロ曲。Diggy-MO'提供曲なんですけど、まず曲が最高なので全部聞いてください。イントロは2部構成になっていると言えそうです①「アイネクライネナハトムジーク」のアレンジを用いたイントロ→②曲のビート/メロでのイントロ。ちょっとダークな雰囲気が漂うイカしたイントロです。love

これもイントロ関係ないですけど、ファン以外の方にも中盤の無音ラップは聴いてほしいなぁ!

8. Double up(4thアルバム『KIS-MY-WORLD』収録)

二階堂・千賀ユニット曲。このアルバムはユニット曲がバージョン問わずすべてのCDに収録されているところがGJ。一音目から天才のそれ。結局この曲が好きでキスマイ担になっている節がある。

9. I Scream Night (5thアルバム『I SCREAM』収録)

「テレレレ…」という音を聴けばいつでも2016年に帰れる。こういう記憶と曲ががっつりコネクトしている(しかも大勢の)というイントロはいいよ!やっぱりキスマイの音楽の歴史を語るうえでは外せないのかなぁ。流行っていたEDMの要素をそこかしこに見ることになった『I SCREAM』のアルバムですけど、まさに「踊れる」イントロを出してきたのが「I Scream Night」でした。

10. ドキドキでYEEEAAAHHH!!!!!!!(4thアルバム『KIS-MY-WORLD』通常盤収録)

こんな泣ける進行あってたまるかってんだ。私が沼落ちしたきっかけの1つに間違いなくこの曲の存在がある。冒頭の「すぅうううう…デデデデッ!!デデデデ!デデデデッ!デデデデッデッ!!!」の圧に驚いて、そのあと「ハッハイ!!!」の連打に圧倒されるんですよね。…これだけ聞くととんでもないトンチキ曲なんですけど、イントロ部分の音をよく聴くとちょっと泣けるメロディーなんです…ただのお祭りソングに見せかけて、よくよく聴くと泣きメロというこの曲を表したようなイントロです。

 

今回、「あの曲のイントロ好きだったな」「あれが印象的だな」というのを思い出しながら、改めて曲を聴いていたんですけど、10個になんて絞れないくらいいい曲がたくさんありました。「PSYCHO」は入るだろ、とか「蜃気楼」も入るだろ、とか。思いますよねー。

結局好きな曲10個って感じになってしまいました。確かに私はイントロの時点で合わない、と思った曲をその後聴いてみたいとあまり思わないし、意外といい指標かも。それにしても、キスマイはいい曲沢山持ってる。

え?何々?3月25日に最新アルバム『To-y2』(トイズ)が発売される予定で、そこに収録される曲のイントロもまた最高だって?チェックしないとな!!!! 

To-y2(CD+DVD)(初回盤A)

To-y2(CD+DVD)(初回盤A)

  • アーティスト:Kis-My-Ft2
  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: CD
 

 

To-y2(CD+DVD)(初回盤B)

To-y2(CD+DVD)(初回盤B)

  • アーティスト:Kis-My-Ft2
  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: CD
 
To-y2(CD2枚組)(通常盤)

To-y2(CD2枚組)(通常盤)

  • アーティスト:Kis-My-Ft2
  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: CD
 

 

おまけ

"8th"Overture (8th『FREE HUGS!!』収録)

私はこのOvertureを試聴してアルバムを即予約したというくらいグッときた曲です。Overtureというのは、"アルバムのイントロ"という感じだと思っています。このOvertureを聴いて「このアルバム間違いない」って思いました。

FREEZE(7thアルバム『Yummy!!』収録)

MIYAVIのギターリフは、天才です。

 

2019年キスマイのリリースを振り返る

 

ご無沙汰しております。ぴのです。皆さまお元気ですか?

Kis-My-Ft2『Edge of Days』発売おめでとうございました!!!これは記念すべき25枚目のシングルということで、キスマイ、とんでもないペースですね。

流石にこれが2019年最後のCDリリースだと思いますので振り返りに入ろうと思います。いつもは年明けに書いていたんですね。

今年のリリース

シングル3枚(2月『君を大好きだ』7月『HANDS UP』11月『Edge of Days』)

アルバム1枚(4月『FREE HUGS!』)

今年も安定したCDリリースのあった年でした。年間4枚で、リリースの間隔も2-3ヶ月というハイペース。ファンも嬉しい悲鳴。ドームツアーもやってるし、そのDVDも出たし。すごい。Kis-My-Ft2名義で出されたCDだけで新曲30曲以上出たのは初(Zeroは除く。ちなみに今年は35曲。ソロ含む)だと思います。

冬〜春前にシングル、GW頃にアルバム、夏シングル、秋シングルというパターンが最もCDがよく出る年の流れっぽいです。2017年もそうでした(3月INTER/5月GWミューコロ/6月ピキラ/10月赤い果実)。また、前年ラストシングルが10月だと翌年2月、11月だと3月という傾向がありそうな気がします。ということで、来年一発目のシングルは3月発売と予想。

アルバムは『FREE HUGS!』。しっかりオシャレにトレンドを抑えた感じのアルバムでした。7人それぞれが有名アーティストとコラボしてソロ曲を発表。IDLMs.など、今のトレンドを走るテイストのアーティストともコラボしているあたりにくいですね。

『君を大好きだ』から「君を大好きだ」は映画「トラさん」(北山くん)、『Edge of Days』から「Edge of Days」はドラマ「ミリオンジョー」(北山くん)、「Mr.FRESH」は玉森くんのCMとタイアップもたくさんです。2月に始まったdTV「キスマイどきどきーん!」の曲もたくさん収録されました。

これは私の体感ですが、「ファンだけが良さをわかっているキスマイ」のレベルではなくて、「アイドルに興味のない人でもお茶の間で目にするキスマイ」になった、と思っています。タイアップも多いですし、あとはやっぱり10万円のゴールデンが大きいのかな。この時代のチャンピオンに一歩一歩近づいているなーと思っています。今やファンというより好意的な一般人に近い私も、私の周りもそんな感じです。

って書いてたら紅白も決まりましたね!やっぱり今年は一段階上のキスマイになった年だと思う(何様)んですよね。体感ですけど。藤ヶ谷くん次のドラマもおめでとう。

この文自体は10月に書き始めて、11月に加筆して今また12月に書いておりますが、台湾でのステージといい、歌番組の出演といい、年末に向けてさらに素敵なパフォーマンスを見せてくれる本当にすごいグループです。

2019年リリース曲(7人曲)の1人称

今年もやっぱり1人称を調べてみましょう。変化はあるのでしょうか。

f:id:gbh_asap:20191222120335p:plain

2019年リリース(7人曲)

僕17曲俺3曲

やはり去年の「僕」傾向は続いていると言えそうです。君僕ソングが多く見られました。すでに恋人の2人を歌い「僕ら」「僕たち」と'We'になっていることも多くて、少しオトナな雰囲気。とはいえ、「小悪魔Lip」のように、「運命Girl」的な女の子に翻弄される系もありますが(だいすき)。

2018年の「俺」=キスマイ、な傾向がありましたが、今年はそうでもなさそうですね。しかし、これからはますます「僕」が多くなりそうな気配。「俺」曲は生き残れるのか。

f:id:gbh_asap:20191222115610p:plain

2019年リリース(ソロ)

僕7曲俺0曲

今年のソロ曲は全員「僕」曲でした。でも、誰が「僕」なのかというのは設定に違いがありそう。特に、横尾さんのソロ「キャッチボールをしよう」は息子「僕」と父「あなた」ということがはっきりと示されています。面白いですよね。
 

そういうことで、簡単に2019年のリリースを振り返ってみました。個人的に今年はあんまりファンとして何かしたわけでもなくて、キスマイについての情報にも疎い1年でした。ちょっとお休みも宣言したり。ファンというよりも、すこし遠い位置からキスマイを見ることになった気がします。もちろん変わらず彼らは魅力的でしたし、曲も好きなものが多かったです。

来年もたくさんの音楽を聴けますように!

BEYOND THE BORDERLINE!!―Kis-My-Ft2『FREE HUGS!』

 

皆様こんばんは!

「平成最後の~」みたいなのはこの1か月聞き飽きましたね!でも大丈夫です。今日が正真正銘最後の「平成」の日。そんな平成最後にふさわしいアルバム、Kis-My-Ft2『FREE HUGS!』について話をしようと思います。

最初にタイトルが発表になった時、「ふりーはぐ…そうか」と思ったのが正直なところでした。様々な目的意識があってのフリーハグ、理解はしますがどうも苦手で。でもね、「音楽でハグしよう」と言われたら、そりゃまあ聴きますよ。

…試聴が開始になって、あっさりこんなテンションになりました。単純か。

めちゃくちゃ音楽が楽しい!と思わせてくれるアルバムでした。とりあえず最初に結論を言うと「エイベックスの音楽通ってきた人は聞いてほしい」です。たぶん好きな曲が1曲は見つかるはずです。ジャニーズ知らなくても全然大丈夫。

形態は3種類ありまして、

初回A…リード曲「HUG&WALK」のMVとメイキング/ボーナストラック「Tequila!-テキーラ-」

FREE HUGS!(CD+DVD)(初回盤A)

FREE HUGS!(CD+DVD)(初回盤A)

 

(いぬかわいいねいぬ) 

初回B…キスマイTVというエンタメ企画/ボーナストラック「CHUDOKU」

FREE HUGS!(CD+DVD)(初回盤B)

FREE HUGS!(CD+DVD)(初回盤B)

 

 通常…メンバー全員のソロ曲

FREE HUGS!(CD2枚組)(通常盤)

FREE HUGS!(CD2枚組)(通常盤)

 

今回は全形態に共通のトラック15曲についての感想を書いておこうと思う。

特典のヤバさはおそらくたくさんの人が話していることだと思うのでお任せします(3形態同時購入でメンバーにハグしてもらえるVRキットを手に入れることができる、とか)。

特に音楽的な教養もないですが、どれだけこのアルバムが好きなのかについて独断と偏見でお話してしまうよ!!

01."8th"Overture

毎回アルバム冒頭に入る1分程度のインスト曲。めちゃめちゃオシャレ。ここだけ聞いて「アイドルのCD」と答える人いないでしょ?絶対レコード回転してる。

時たま後ろに聞こえる「ルラルララ」が何なのかはまたあとで。Mrs. GREEN APPLE大森元貴さんが作曲に関わっている。

02.HUG&WALK

踊れ~~~~~!!!!!これがリード曲になっていることでよくわかるのだが、これは「踊れるアルバム」だ。ここはコンサート会場ではなく、ライブハウスでもなく、ダンスフロア。クラブ。ゴリゴリのEDMだって思った。サビに歌詞がなく、そのフレーズが曲冒頭からバックでかかっているという…。2014年に大ヒットしたCalvin Harrisの「Summer」はあまりにも有名だけれど、このサビにボーカルがないという感じはEDMって感じがします。大音量でベース響かせて聴いてみよう!!!!!


Kis-My-Ft2 / 「HUG & WALK」 MUSIC VIDEO -short edition-

(サムネイルの天才的なお顔の青年は玉森裕太くん(29)です)

個人的にはこのゴリゴリビートがすごく「エイベックスの曲」って感じがして…ということで作曲者の方を調べてみたら安室ちゃんの「Do It For Love」を作っていた方だった。めちゃわかる。

03.A.D.D.I.C.T.

「さあほらDance Dance~」というサビ前の音が最高なんだ…聴いて…。泣かせてくる音…天才…。ここの音、私のK-POP通ってきた血が騒ぐんですけど皆さまどうでしょう?(理論的裏付け皆無)

サビに特徴があって、メロディアスではなくてビートを聴かせてくる感じ。しいて言うならキスマイの中だと「PSYCHO」が近いかな(と思って聴きなおしてみたけどPSYCHOは結構歌詞があったので違うかも)。

これもほとんどボーカル無しサビなのでやっぱりEDM感。2番の後のメロが素晴らしい。ここ「エイベックス!!!!」。

展開が結構忙しい曲ですが、楽しみポイントがたくさんあるので飽きない。ちなみに「アディクト」ではなく「エー・ディー・ディー・アイ・シー・ティー」と読む。

04.THIS CRAZY LOVE

最近のキスマイのアルバムに必ずあるR&Bオサレトラック枠。5th「Flamingo」→6th「One Kiss」→7th「蜃気楼」。これ好きな人はもれなくこの3曲も好きだと思うので、聴いたことない人は是非聴いてみてほしい。切ない感じ。

2番冒頭の天才ラッパー誰ですか?二階堂高嗣くんです。最近タカシの声のカッコよさとリズム感の良さを活かせる曲が増えてきて私は嬉しい。

作曲に大好きなFredrik"Figge"Boströmさんというスウェーデンの方が参加していて間違いない。キスマイだと「EXPLODE」「PICK IT UP」「We areキスマイ!」など。良すぎ。東方神起の「Clap!」も好きでした(エイべ)。

05.L.O.V.E.

シングル発売曲。この曲は発売のタイミングのせいか、カップリングのユニットソングの破壊力の強さか、何となく過小評価されている印象だけど…めちゃくちゃ好きな曲。去年の楽曲大賞にも投票した。

サビ前まではクールで、サビはカワイイ感じのサーカス風の雰囲気。しかし鼓動のように後ろで刻まれているビートは、曲中ずっと響いていて芯がぶれない~~~!!!!このアルバムの中に入ってどうなるだろう?と思ったけれど全然問題ないですね。ダンスミュージック~ラブソングゾーンのいい架け橋。怒涛の3連符が印象深い。

06.Saturday Life

こんなん「ザ・幸せ」じゃないの。どう考えても平和で。こんな楽しい幸せな週末の「柔らかい時間」を大切にしたいよね。何気ない日常が大切だったと思う…(ロード)という失って気が付く展開ではなく、日常の幸せを現在進行形で描いているタイプの幸せ曲。「予定のない週末 たまにはこんな夜もいいね」っていうそこそこ長い期間付き合っているのかなーという安心感もいい。

07.#1 Girl

歌いだしが玉森くんの曲。落ちサビも彼。彼女が大好きでたまらない曲って感じで終始幸せな感じ。このアルバムの中では比較的アイドルっぽいというか、ストレートでキュートな感じ。Saturday Lifeに比べるとまだまだ余裕はないな彼氏。どこか6th「One Kiss」にも似た雰囲気があると思っている。さて、2番を聴いてください。約束です。

08.君を大好きだ

シングル発売曲。作詞藤井フミヤ、編曲亀田誠治というえげつない曲。この曲と次はスーパー北山くんタイム。王道ロックバラード。私は斜に構えがちなので、最初は「王道か、ふーん」みたいに思っていた。でも、何度聴いても飽きないし、いい曲だなと思うし、耳に残る「名曲」だったと気が付くわけです。作曲のヨシダタクミさんは本当にすごい。キスマイの代表曲になる可能性がある曲。CDがバカ売れする時代だったらもっともっと有名になれた曲だと勝手に思っている。

09.僕ハ君ナシデ愛ヲ知レナイ

作曲HusiQ.K(北山くんの制作名義)の7人曲がついに…!

サビはキンキさんの曲のような、王道ジャニーズの要素も見え隠れする。ダンス曲メインのアルバム前半から、しっとり王道系音楽の中盤の核を担う歌謡曲テイストの一曲。もう歌いたいもん、「僕ハ~君ナシデ愛ヲ知レナイ~」と。キスマイの音楽のふり幅の大きさを感じます。90年代ラストくらいのイメージ。転調カッコいい!

10.Bring It On

はい大好き~~~~~大好きなJazzin' parkさんの手がけた曲。同じく彼らの手がけた「Luv sick」が好きな人はたぶん好き。冒頭ラップ部分もクールです。サビに向けてわくわくさせてくるというかテンションが上がっていく感じがいいです。今までのキスマイの「カッコイイ&ちょっとトンチキソング」が好きな人はもれなく全員好きなはず。私も初見ならぬ初聴の時に間違いなく好きだと確信しました。

11.Distance

まずは制作陣に抜群の信頼。作詞Komei Kobayashi氏と作曲Tommy Clint氏のタッグ(「Shake It Up」作ってた)。作曲/編曲のAtsushi Shimada氏もキスマイ曲ではおなじみ。強い曲で、ダークサイド。作曲陣は3曲目の「A.D.D.I.C.T.」と一緒…伝わりますよね…この"""強さ"""が…!!!!!

「Baby I love(need) you」の上ハモが天才。あと藤ヶ谷くんパートの「繋いでくれる~」の音運びが最高。歌詞を見て、「遠距離恋愛の曲のはずなのになんでこんな戦闘力高いんだ!?」とハッとする。

12.HUGTIME

ここで王道アイドルバラ―ドタイムか~~~…違う!?!?はい。今アルバム満を持して登場天才作詞家Ryohei Yamamoto氏の登場です…「THIS CRAZY LOVE」のところで言ったオサレ曲の枠でこれまで切なすぎる世界を提供してきた彼がここで登場。やっぱりオシャレだわ…。結構前向きな歌詞だけど、ただ明るくカラッと前向きじゃなくて、いろいろあったけど乗り越えて前や上を見ている感じがして好き。

13.Yeah E Yeah!!!!!!

冒頭の「Hey! What's up?~」だけでこのCD買ってよかったと思う。今アルバムで一番ザ・ボーイズグループっぽいなと思っている。SHINeeの「Boys Meets U」みたいな爽やかさというか。絶対なんか楽しそうに外ではしゃいでるグループのほほえましいMVありますよね?

14.君、僕。

シングル収録曲。ついに王道アイドルソング!かな。キラキラした可愛い曲。シングル発売時に本当にたくさんラジオで聴いたので思い出深い一曲に。音楽番組でのパフォーマンスも可愛い曲でした。サビの後ろの音がどこか鐘のようにも聞こえて、結婚式にも合うかもなと思ったり。

15.ルラルララ

冒頭のルラルララはこの伏線だったんですね~~Overtureにも関わってらした、ミセスの大森元貴さん提供曲。本編ラストにふさわしい、ライブのラスト感のある曲。合唱・吹奏楽などにも合う(実際吹奏楽コラボがあったけど)スケールの大きいメロディーと、なんともリアルな人間の揺れる思いが描かれた歌詞。この感じがすごくいい。おそらくたくさんの人に愛される曲になると思うんだ。1曲すべてを7人全員で歌っているので、合唱にも合うと感じたのだと思うけど、みんなで歌える曲を持っている強みはきっと今後に生きてくる。Mrs. GREEN APPLEの曲にはあまり詳しくないけど、爽やかでまっすぐで素敵な曲ばかりだった。そういう良さが活きている曲。

 

どうしても書きたい番外編

《初回Aボーナストラック》

16.Tequila!-テキーラ-

ブルーノマーズがきっかけなのでしょうか、近年のディスコ・ファンク路線のリバイバルブーム(大好き)でこういう曲調の曲が全体的に増えている。本当にありがとうって感じだったところに、キスマイでもついに来ましたよこれ。冒頭エイベックス通ってきた人は聴いてほしいと言いましたが、例えば三代目の「HAPPY」とか好きな人はコレ好きでは? 

-----

 今回のアルバムは「音楽でハグしよう」というコンセプトの元、様々なアーティストの方とのコラボが多く見られました。ここでは話していませんが、通常盤のソロ曲はそれぞれが豪華なアーティストとコラボ(ハグ)をしていて最高です。5th『I SCREAM』以来の全員のソロ曲(歓喜)ですが、あの時は完全初回限定盤というCDについていて、買わなければ聴くことができなかった。いろいろな人に聴いてほしかったので、「なぜ通常盤じゃないんだ」と歯がゆい思いをしました。買わなきゃ聴けなかったから買って、そこから私の購買活動に拍車がかかったのは事実ですが。

でも、今回は通常盤。もう少し経てばおそらくソロ曲もレンタルでも聴けるようになるはずですから、買うのはちょっとなぁと思う方にもぜひ手に取ってみてほしいですね。

SHAREING LOVE, BEYOND THE BORDERLINE, WITH OUR MUSIC!」というのが一つのキーフレーズになっていて、ジャンルやボーダーラインを超えて繋がろうという言葉が大切にされています。もともと「アイドルの曲を聴く」ということに関心がなかった自分が、音楽の良さからじわじわとキスマイのファンになり今に至るのですが、「アイドルっぽくない」曲だからとか、「好きなこのジャンルの曲に共通する要素があって」とか、結構ジャンル分けしてきた気がします。それが悪いというのではなく(今回もそんなのばっかり)ジャンルやボーダーラインを超えて「好きなものは好き」と共有できるのもいいことだな、と感じさせてくれたアルバムなのだなーという感想。

そんな話をした後にどうなの?って感じですけど、冒頭の「エイベックス感」伝わりましたでしょうか?平成の音楽シーンにはいつもエイベックスがいたと思っています。それが好きだった人、そうじゃない曲が好きだった人、いろいろいるのは当然ですが、やっぱりヒットしたアーティストの名前を見るとなるほどね、と思うわけです。

今回アルバムを手に入れるまでに結構時間がかかってしまい(それほどじゃないんだけど、なんとなくみんなの動きにつられて焦る)十分に聞き込めていない。たぶん、もっともっと味わえるし、もっともっと好きなところを見つけていけるアルバムだと思っています。コスパのいい人間なので、いろんな角度から楽しみます。

平成最後のアルバムチャート1位獲得おめでとう。音楽の受け取り方が変わり、CDがすべてではなくなった時代。CDの売り上げが今どれだけの力を持つ指標なのかはわからないけど、でもすごいことはすごいじゃん。ダウンロード、それからサブスクリプションが主流となっている中で尚、CDで音楽を提供するというスタイルは面白いと思っています。時代を超えて、BORDERLINEを超えて、長く愛される作品になりますように。

気が付くと私はCDショップにいた―A.B.C-Z『Black Sugar』

 

ひとは大体、他にやらなきゃいけないことがあるときにブログを書きたくなるものなんですよ…。

スポットで聴いたときに、「あ、これは私の好きなやつ」と久々にビビッときた曲でした。それをたまたまフルサイズで聴く機会があって、「やっぱり好き」と再認識した。

A.B.C-Zの「Black Sugar」は、だいぶ前から私の中で話題であった。ひとつには、作詞作曲が""あの""堂島孝平氏であること。あとはわが軍キスマイの「君を大好きだ」発売時に協力し合うようなツイートを見かけたこと。

私はかねてから「A.B.C-ZのCDを買う、買うまで行かなくても借りる」と宣言していた。「Shower Gate」「テレパシー One! Two!」「Vanilla」「fantastic Ride」など好きな曲がたくさんあって、いつでも聴ける状態にしておきたいからだ。どれもかなり私のツボを刺激するいい曲で、本気でほしいと思っている。が、もともとはジャニーズに抵抗のあった自分。今ではキスマイのオタクとして活動しているが、あくまでも「キスマイの楽曲担」を自称している。そんな私にとって、他GのCDを買うというのは結構ハードルの高いことである。何をバカなことを、と思うかもしれないがそれは私にとっては大きな問題だった。今でも、キスマイのCDを買うのすら若干気恥ずかしい。「アイドルのCDを買う自分」にまだ照れがあるのだ。そんな言い訳をしながら、なんとなく、勇気が出ずに今に至る。

(関係のないことだが、本当にいつかJにもiTunesとか聞きやすいプラットフォームで配信してほしいなと思っている。マジでほしい曲はたくさんあるんだけどどのCDに入ってるかもわかんないし、こうして何となく恥ずかしいみたいなくだらない理由で買いに行けないケースもあるじゃん?)

しかしながら今回ばかりはどうも音楽好きの本能が優先されたようだ。夜中にずっと頭の中でぐるぐる回る「Black Sugar」のメロが忘れられなくて、気が付くと私はCDショップにいた。

 

ありがたいことに今回の「Black Sugar」通常版のジャケットは非ヲタにも優しい仕様でした(お顔の素敵なアイドルとしては攻めたものともいえるんだけど) 

 

めちゃくちゃシンプル。ほら、これならさ、そう手に取りやすいじゃん?…すっと買ったよね…。

これで他GのCDを無事に初購入しました。

 

【Black Sugarのここが最高】

①曲全体の雰囲気がダーク

明るく元気なアクロバットお兄さんのイメージが強いえびさんですが、これはモノトーンのジャケットの似合うダークな曲。私は暗い曲が好きな傾向にあるけど、暗いというよりも「ダーク」。いい意味でワルなのが好き。

②停滞感がゼロ

言葉にするのが難しいんですが、曲を聴いていてノンストレス。飛ばしたくなったり、「まだこのあたりか」と思うことが全くない。前奏~サビの入りもちょうど良くて、曲に引き込まれていく。

③「Oh~ 中毒性」の入りが天才

聴いた人はみんな知っていると思うけど、「絡まってく Caramel」から「Oh 中毒性 悶絶 制御不能」の入りが本当に天才なんですよね。「Caramel」から「Oh」の渡しと音の上がり方。そこそうやって持ってくんか~~~!音がえっちい!(自重して)

④結局、本能レベルで好き

自分が音楽理論に疎いせいで言語化できないのが猛烈にもどかしいのですが、とにかく「はいこれ好きなやつです」っていう曲なんですよね。私にはK-POP出身の血が流れているので、10年前くらいに東方神起とか通ってきた人はわかってくれるかもしれないです。似てるとかいうわけではないんですが、なんかそういう血が疼きません…?ないですか…そうですか。

カップリングについてもちょっと触れておきます

A.B.C-Z with LOVE

可愛い曲だな、が第一印象。リズムに乗って拍手したい。たぶん、回ったりしながら踊るんじゃないかなと予想。個人的にはメロよりもリズムを楽しみたいシンプルな曲。このシングル3曲の中で「一番A.B.C-Zの曲」っぽさを感じたのがこれ。

SHOWTIME!

実はショーが大好きなのでワクワクしました。ショーコンセプトが大好き。なのでもれなく好きです。完全にイメージだけど、A.B.C-Zは舞台経験も多数で、ライブもショーに近いのかなと感じている。そういう彼らの曲って感じがするし、まさにエンターテイナー「A.B.C-Z」っぽい曲。ジャケットとハット、ステッキで踊ってほしい~~~!!!!!!

 

ということで1000円ちょっとのお手頃価格、はじめてのA.B.C-Zとしては最適なCDだったのかもしれないです。もっとこの曲がたくさんの人の手に渡ることを祈ります。いい曲はよかったと書きたい。

そういえば、相変わらず私は戸塚祥太くんを贔屓しています。音楽と映画と本が好きで、演技が好きなんですもん、好きに決まっています。

来週のABChanZooにはわが自担横尾渉くんと宮田俊哉くんがおじゃまするぞ!!!チェックしなきゃね!!いつまでも「壊れそうな物ばかり集めてしまわないで」っていう感じの企画で佐藤アツヒロさんをゲストに招いた回がひどくツボです。なんか面白いの(ふとした瞬間に自転車にまたがるアツヒロさんを思い出してしまう)。

とっちらかってしまいましたが、A.B.C-Z「Black Sugar」みんな聴いてね!!!

キスマイ超BUSAIKU!?を勝手に振り返る~キングは本当にキングか?

 

皆さまこんにちは。

唐突ですが、キスブサ見てますか?最近はランキングの回も増えてきたので、深夜になってからなんとなく見なくなっていた人たちにも戻ってきてほしいな。

さて、全然キリがいいとかいうこともないんですけど、ここまでのキスブサを振り返ろうと思います!ずっとずっとやりたかったんだけどなかなかタイミングが合わなくて…キリは悪いけど今なら書ける!と自己満足で書いてみようと思います。

キスブサと言えば、"キング"藤ヶ谷が1位の常連、「ブサイク」常連宮田&二階堂というイメージ。しかしそのイメージは本当でしょうか?

木曜深夜に枠移動になり「キスマイ超BUSAIKU!?」として再スタートした2017/10/5から2019/2/28までのSP含む全67回の放送を対象にします。間違っているかもしれないのでふ~ん程度で読んでいただけたら幸いです。

ちなみに枠移動になる前のものも趣味でぼちぼちまとめてはいるのですが、いかんせん数が膨大&いろいろ参考にさせてもらっているものがあるので、ひとまずは確実に自分が見て、自分でチェックしてきたものだけを使って考えてみることにします。

もちろん、キスブサがめちゃくちゃ好きで、そこで全力の「カッコイイ」を目指す7人が大好きだからこその振り返りです。上位だから好きとか、下位が多いからよくないとかそんなことは全くないです。順位をつける番組の特質上、順位を出してみましたがあくまでもお遊びです!!

…ということで。

0.ルール説明

・2017/10/5から2019/2/28までに木曜深夜に関東で放送されたものを対象とする(日付等は関東に合わせる/再放送は含まない)

 ・2019/1/3放送の「キスブサ新春2時間半SP」に関しては対象とする

・「参加回数」はランキングに参加した回数を指す

・1位獲得率=(1位獲得数)/(参加回数)×100 で計算。全体のうち何%の1位を獲得したかではなく、その人がランキングでどのくらいの割合で1位をとっているのかという絶対数で算出。

・上位獲得率=(チョーカッコイイ~カッコイイの数)/(参加回数)×100で算出。ブサイクコメントが付かない範囲。

・順位については数字表記そのままを反映したもの(数字)、表記上の順位に関わらず、ブサイクは7位、チョーカッコイイは1位として計算したもの(実質)の2種類を示す。参加人数の違いによる順位のブレをできるだけなくすため。(チョーカッコイイ1位、ケッコウカッコイイ2位、カッコイイ3位、フツウ(途中から何故か復活)4位、ヤバイ5位、ケッコウヤバイ6位、ブサイク7位として計算)

1.基本的な事項

まずはざっくりと概要を確認します。

放送回数:67回(SP1回)

 

f::id:gbh_asap:20190301214707p:plain

驚くことに木曜深夜になってからもうこんなに経ってしまったんですね。なんだかんだ文句を言いながらも67回しっかり見てきたな。

実は結構ランキングの方が多い。体感的にはもう少し未解決事件が多いイメージでした。ちなみに、放送は67回ですが、SPは2本立て、3本立ての回があったので合計は70になっています(単位に迷い)。

f:id:gbh_asap:20190301215012p:plain

もう少し詳しい内訳を見てみましょう。全員参加ではないものが多いものの、実は普通のランキングが一番行われていた。結構みんなキスしてた。

トレンドバトルは枠移動前からあった企画だが、何となく覆面レースに吸収されていったような印象。スーツが見られる最高の企画だったのに

あの一件があってから覆面レースも行われなくなり(たぶんそれがなくても1日限定、テレビ収録入る、4種類でわかってしまうし限界だったと思う)、クッキングレースだけが生き残りました。2019/2/28からは「オンナはそういうのが一番キライ」という新しいシリーズが始まったけれど、ゲスト審査員の比重が高めで特番の雰囲気があると個人的には思う。70人の一般人+ゲスト審査員3人。どこへ行った一般女性30人。

でも確かに一般女性もキングはカッコイイ、ブサイクの常連はあの人っていう固定のイメージもあるだろうし、純粋に審査するのも難しくなってきたのかな~

※グラフについて。数としては新企画の「オンナはそういうのが一番キライ」というシリーズの方が少ないのですが、もう来週も同じ企画が決まっていること&新春SPのランキングが増えることはないので一番後ろに置いている(その他的な扱い)。

・平均参加人数:4.78

(7人:5回 5人:18回 4人:17回 3人:1回(ゲスト除く))

クッキングレース、覆面レースは4人が多く、ブサイクランキングは5人で行われることが多かった。最近ぽつぽつと7人参加が増えてきて私は嬉しい。やっぱり一人一人のVTRが短かったとしても私は全員参加のキスブサが見たいんじゃ…。

2.各メンバーの獲得順位

さて、ここからが本番です。各メンバーがだいたいどんな順位をとっているのかを見ていきましょう。本当に藤ヶ谷くんは真のKINGなのか?本当に宮田くん&二階堂くんは「ブサイク」獲得王なのか?

Ki 北山宏光さん

参加回数:25回⑦ 1位獲得率:20%③

平均順位(数字):2.9位④ 平均順位(実質):3.6位③

★クッキングレース最多勝(3回)

無印キスブサ(枠移動前)でも3位4位の常連!と自分でも言い切っていた北山くんですが、超に移行してからもその感じは健在。1位も取るけど7位も取るので結果的にトントンに。参加回数が実は一番少ないが(とはいえそんなに違いはない)、MCを任されていることもあり毎回の存在感はばっちり。「本当の北山」をどんどん披露してがっつり女を狩るキタミツ先輩に期待!!

S 千賀健永さん

参加回数:30回① 1位獲得率:13%⑤

平均順位(数字):3.5位⑤ 平均順位(実質):4.6位⑤

参加回数トップ。クッキングレース、覆面レース、通常のランキングなどまんべんなく出場。平均順位の示す通り、7位は少ないものの、4位5位の数が多いためあまり順位が上がらなかった。すごく良いのに2位や3位のケースもあり、組み合わせによってはもっと順位が上がったかも?と思わせてくれる一人。「マッサージ中の足キス」での暴走など、最下位らしいぶっ飛んだ行動も多く、キスブサを面白くしてくれているのは間違いなくこの人の存在だろうと感じる。

M 宮田俊哉さん

参加回数:26回⑥ 1位獲得率:19%④

平均順位(数字):3.7位⑥ 平均順位(実質):5.0位⑥

キスブサの面白さを世の中に広めた立役者。平均順位は5位だが、一方で1位獲得率の高さが目を引く。無印キスブサの時から「ブサイク」の常連という印象が強いが、クッキングレースやキス回では複数回1位に輝くなど「カッコイイ宮田」の一面が見え隠れするギャップがGJ。物腰が柔らかく、クッキングレース時はゲストに対する十分すぎるもてなしを見せる。

Y 横尾渉さん

参加回数:30回① 1位獲得率:7%⑥

平均順位(数字):2.8位③ 平均順位(実質):4.0位④

★カッコイイ獲得王(9回)

参加回数トップタイ&クッキングレース皆勤賞。料理が得意で「水回りの横尾」としても定着しているが、ワンランク上を目指しすぎる&キュンが響かないというダブルパンチによりクッキングレースで足を引っ張るという結果に。一方7人参加のランキングでは安定して上位を獲得するなど、「カッコいい横尾」を見せてくれている。平均順位は4位であるが、1位獲得率は7%と低く、特に「キス」系のお題での1位獲得がない。無印キスブサでの伝説の「キッチンキス」を超えるキスに期待大。

F 藤ヶ谷太輔さん

参加回数:29回③ 1位獲得率:55%①

平均順位(数字):1.6位① 平均順位(実質):1.8位①

★総合最多勝(16回) ★上位獲得率1位(93%)

参加したランキングで2回に1回1位を獲る本物のKING。新企画は別としても、参加した全種のランキングで1位経験がある唯一の人。無印キスブサ以来(マイフェチランキング以外で)一度も「最下位 ブサイク」を獲得したことがなかったキング藤ヶ谷だが、なぜかナイトウェア作りランキングでさらっと最下位の4位に。胸元に「ブ」が光るキングなんて見たくなかったと悲しんだ人も多いとか(ソース:私)。

上位は参加人数によるブレがほとんどないので数字上と実質の差が最も小さい。全体的に上位なので見えにくいが、マイコが彼女以外の設定ではすべて1位か2位。距離の取り方がとにかく上手なので人間として参考にしていきたい。最多の1位獲得回数16回は努力の賜物だと確信している。

T 玉森裕太さん

参加回数:29回③ 1位獲得率:24%②

平均順位(数字):2.4位② 平均順位(実質):2.9位②

★ケッコウカッコイイ獲得王(9回) ★覆面レース最多勝(2回)

味が全然ないとゲストが思わず口にした「OH YUMMY おやき」など、クッキングレースでの最下位が足を引っ張り実質の平均順位を落とした。しかし、上位入賞率の高さからも安定感がみられる。キング藤ヶ谷との違いは突然7位を獲るところ。自信をもって最下位を決めてくる天然王子。一方で上位になるときのVTRの破壊力はすさまじい。最近行われなくなったが「視聴者のお悩み相談」では中心となってコーナーを勧め、ズバッと一言で解決。ついこの間もチャラい女子が、玉森くんの一言の画像を見てグサッときた場面に遭遇。

2  二階堂高嗣さん

参加回数:27回⑤ 1位獲得率:7%⑥

平均順位(数字):4.1位⑦ 平均順位(実質):5.6位⑦

★最多「ブ」獲得(11回)

キスブサ最下位の常連といえば「宮田&二階堂」…と思いきや、少なくとも「超」になってからは圧倒的に「ブサイク」獲得数が多いのがこの人。毎度真剣な顔で「絶対1位」と言いながら胸元に「ブ」を増やしていく流れはお約束。上位に拍手し下位に笑うのがキスブサの楽しいところ。みんなが慣れていって上手になっている中、しっかりと下位を獲る彼がいることで番組が盛り上がっていることは間違いない。新春SPでは得意のドライブで1位を獲得したこともあり、またパーキングのランキングがあればきっと順位を上げてくるだろう。男らしくカッコイイ男・二階堂が新KINGに輝く日もそう遠くはない…!?

3.おわりに

藤ヶ谷くんは本当にKINGでした…無印キスブサ時には下位をとりがちだった料理系でも足を引っ張ることなく上位をとっていくというのは本当にすごい。ニカちゃんは相変わらず「ブサイク」を獲りまくっていますが、みやっちは結構上位に食い込んでいます。1位をとった数だけで見るとキタミツと同じ。

枠移動後の「超」にしぼったのは自分だけど、ランキング41回という所から考えると、やっぱりサンプルの少なさが気になる。無印キスブサも含めたすべてを対象にすればもっと得意分野が見えてくるし、割合も極端なことにならないんだと思います。そうすればさすがのキングでも平均順位1点台はないのではないかな、と。マイコが彼女設定の方が得意とか、メールの方が得意とか、いろいろあると思う。

初期のキスブサはメンバーも不慣れで、テーマもたくさんあったのでそりゃ面白いんですけど、最近もいろいろ工夫しながらランキングを放送していて個人的には楽しい。看病や別れ方など過去にもやったテーマを少しアレンジしてやるのも好き。

たまたまこの記事にたどり着いた人がいたら是非、来週のキスブサ見てね!!!!!「オンナはそういうのが一番キライ」シリーズ(要するに7人のランキング)2回目「遠距離恋愛中の彼女から午前2時に「会いたい」と来た時の対応」ですよろしく!!

 

そろそろ野球シーズン開幕ですね!スラッガーの選手名鑑読み込みすぎて、選手名鑑テイストな表記やコメントになってしまいました。なんだこいつ上から目線でって思った方大変申し訳ございませんでした。では!

2018年キスマイのリリースを振り返る

 

こんにちは、ぴのです。

昨日「ジャニーズ楽曲大賞2018」の発表が終了し(主催者の方本当にお疲れ様でございました)、改めて2018年もいい曲がたくさんだったなぁ~と感じました。

結果はこちらから↓(楽曲大賞のHPに飛びます)

投票結果発表 | ジャニーズ楽曲大賞2018

何担がどこに投票しているか、とか、この曲に投票した人はこんな曲にも投票しています、とかかゆいところに手が届くすごいおまけがとっても好きです。労力がすごい。

ということで、2019年一発目!23rdSingle『君を大好きだ』のリリースを明日に控えまして、2018年のリリースを振り返っておきたいと思います。


Kis-My-Ft2 / 「君を大好きだ」MUSIC VIDEO -short edition-

(公式MVもみてね)  

---------------------------------------------------

リリース枚数:4枚(シングル3枚/アルバム1枚)

セブンネット限定Sg『You&Me』・21stSg『LOVE』・22ndSg『君、僕。』/7thAl『Yummy!!』

この枚数はいつも通り。だいたい例年、アルバム1枚シングル3枚というペース。『You&Me』はナンバリングから外れていたスペシャルシングルですが、枚数にはカウントです。

楽曲数:28曲(Overture:1曲/ソロ:3曲/ユニット:5曲)

2018も新しいキスマイの曲が28曲もこの世にリリースされていたなんて嬉しい。ちなみに、2016年は29曲(Overture:1曲/バージョン違い:2曲)、2017年は27曲(Overture:1曲/バージョン違い:1曲 を含む)なので、毎年大体28曲くらい出てるってことですね。すべてKis-My-Ft2名義で出たCDに収録されたなので、舞祭組とかドリボとかを含めるとかなり増えていきます。ハイペース!

 

昨年と同様、一人称も見てみましょう。最近、こういうところに着目した記事をみかけたので、2018年のリリース全体を見るとどうだったのか確認してみたいと思います。

一人称:俺2曲僕13曲/19曲(ユニ・ソロ・Overtureは全体数にカウントせず)

2018年リリースの一人称をまとめた図

2018_1nin

こうしてみてみると、一人称としては「僕ら」すなわち"We"が多い。7周年ということもあり、ことあるごとに「僕ら7人」を強調してくれた1年でしたがこの感じは歌詞にも表れているといえそうです。「俺」が使われた曲は、今までの曲名を振り返る「Mr.Star Light」と自己紹介ソングの「We are キスマイ!」。要するに、曲中に出てくる主人公が「俺」を使っているというよりも、キスマイが「俺」を使っているという感じです。オラオラギラギラな俺様の「俺」ではなく、「俺らはさ~」の「俺」。すっかり「僕が君に歌う歌」が増えた印象のキスマイです。

28曲のうち、1曲はOvertureですが、9曲がソロ/ユニット曲だったことも2018年の特徴でしょう。特にユニットソングとしては藤北、宮玉は恒例としても「北ニカ(北山/二階堂)」「藤横千(藤ヶ谷/横尾/千賀)」という新しい組み合わせがなかなか面白いところ。「ZERO」で久々にいわゆる”まえあし”「藤北玉」を出してきたのも今だからこそかな、と感じます(今考えるとまえあしっていうユニット名めっちゃ面白いな)。

ユニットソングではありませんが、『Yummy!!』収録の「友+情を、くっつけて」は、メインボーカルの藤北ではなく、北玉(北山/玉森)が中心となって歌っている曲。ラジオやブログ等では北横(北山/横尾)の絡みが目立つなど、今までにはあまり強調されてこなかった組み合わせでのユニットが活躍した年だったという印象を受けます。キスマイのいろいろな魅せ方の可能性がさらに見えてきた一年だったことが、ユニットソングのバラエティからも伝わってきます。いつか藤横宮トリオの曲を希望(あまり見かけない組み合わせだが何故か好きな3人組)。

ということで、ユニット/ソロも見てみましょう。コンビやユニットの場合、名前の出てくる順番はKiSMYFT2順です(って言いたかったんですけどごめんなさいコネクションだけ間違いました)

2018年リリースの一人称をまとめた図(ユニット・ソロ)

2018_1nin_us

『LOVE』収録のユニット曲のうち、ConneXionと星に願いをの二曲が「私」曲であるというのが面白いです。いろいろ解釈はあるでしょうけれど、「ConneXion」は女性目線のようにも見えますし、歌詞だけを見れば「星に願いを」も残された女性の歌にみえます。「REAL ME」やユニット以外では「Break The Chains」など、既成概念や固定概念を壊して、どう生きてもいいというメッセージを感じる曲があったのも印象的ですが、一人称の多様性からもそれが見えてきます。特定の「君」というよりも、広い意味で聴き手を指す「君」に歌う曲も多くて、元気づけられる曲も多かったですね。

と、いうことでざっくりと2018年のリリースを振り返ってみました。2019年1つ目のシングル『君を大好きだ』ですが(みんな買ってね)、全曲にタイアップが付いていてすごい。最近はけっこうタイアップ曲が多いなーと思っているのでそんなところにも注目したら楽しいかもしれません。2019年はどんな曲に出会えるでしょうか。久々に腰で物事を語ってほしい気持ちもあります。では。

ジャニーズ楽曲大賞2018

 

ジャニーズ楽曲大賞2016に投票してました。 - 白球を追う音の葉

ジャニーズ楽曲大賞2017・投票編 - 白球を追う音の葉

ということで毎年恒例ジャニーズ楽曲大賞に投票してきました。毎年膨大な数を扱っている管理人さん、めちゃくちゃ楽しませてもらってます。ありがとうございます。

「キスマイの音楽が好き!」とジャニーズの世界に入った私ですので(Jrみたいに言うな)本当に毎年この企画が好きです。ジャニーズもレーベルから公式でPVの一部配信があったり、知らない曲でも聴きやすくなってきましたね。

毎年「これ違う日にやったらきっと違うチョイスになるだろうな」と思いながら投票しています。どれも好きだから仕方ないね。今年は「この曲聴きたい!と選んで再生した回数が多い曲」という基準で選んでみました。ちなみに単純に聞いた回数なら玉ソロの「Clap-A-Holic」が一位。目覚ましに設定してるので(朝からEDMは焦って起きるから)。

 

【楽曲部門】

1位 Invitation(7th Album『Yummy!!』)

わたしの好きな要素をすべて詰め込んだかのような曲。楽曲のテンポの良さ、音の運び、どれをとっても好み。
彼女が人ごみや暗闇にいても「10秒で見つける」というなんとも微妙なタイムアタックもまるっと愛おしい。ちょっぴりメルヘンな歌詞だけど、歌っている当人はいたって真剣。夢見がちで一途な男の子の感じ。キスマイにはずっと、こういう「ちょっとおバカだけどまっすぐで明るい」曲を歌っていて欲しいと思ってしまう。

2位 Because I Love You(Single『LOVE』)

突然の「エモい」推し。「東京」ってなんでこんなに感傷的にさせてくれるんですかね。どうしようもない哀しみを背負ったオトナR&Bは、平均年齢30歳のリアルを感じさせた一曲。

3位 Super Tasty!(7th Album『Yummy!!』

現代的なエレクトロニックな音と正統派の音運びが合わさったマリアージュはまさにクリティカルヒット。テンポが良い曲だけどサビはたっぷりとしていて焦らないという緩急がクセになる。

4位 FREEZE(7th Album『Yummy!!』)

バンギャの血が騒ぐ、MIYAVI提供作品。氷の「FREEZE」炎の「FIRE BEAT」掛け合わせるととんでもない化学反応があるとかなんとか。
キスマイはロックが少ないので、こういうのもっと歌ってほしい(切望)

5位 L.O.V.E(Single『LOVE)』)

シングルA面として選択するとは驚き、という攻めた楽曲だったと思っている。
久々のローラー曲で、サビがかわいいのは間違いないのだが、サビ以外のミステリアスな雰囲気があまりにも魅力的。
ただのラブソング、アイドルソングにとどまらないキスマイの楽曲の良さが十分に発揮されている。
「愛がスピードを上げ」たり「好きとキスのダブル攻めにあう」というのがどういうことかについては、ふわっと理解しておこう。

【現場部門】

Kis-My-Ft2 Live Tour 2018 Yummy!! You&Me

生きて帰れるかめちゃくちゃ不安だったし記憶はないけどめちゃ楽しかった。今度は、半野外ではなく野外で会いたいね。

【MV部門】

JAPONICA STYLE(SixTONES)

間違いなく2018年1番再生したMV。世界中に翻訳されていたり、YouTubeの可能性を最大限に利用した最高のエンタメ。この先の6人には期待しかない。私はYouTubeという場のファンなので、ジャニーズのYouTube進出がまた新しい風を吹かせてくれると思っています。

【コンビ部門】

横尾渉北山宏光

なんといっても2018年は北横の年だった(私見)。普段は藤ヶ谷くんとのコンビの雰囲気が好きですが、「君、僕。」のパフォーマンスやANNPでの「キャプテン」エピソード、ミュージックソン後の会話などなど年長組にグッときた一年でした。2019年もよろしく!!!!!

【担当アンケート】

横尾渉

2018年も楽しいエンタメをありがとう!!!!