夢はうたかた

キスマイの音楽の話を好き勝手書いていた場所

【遅ればせながらご報告】自担が1級マグロ解体師の資格を取りました

 

えええええあの放送からこんなに時間がたったのにこの人書くのかよ~~~!!!!

と思っていらっしゃる皆様こんにちは。
前回「書きかけの記事吹っ飛んだ。気が向いたら書きたい気持ちはあるけど多分しばらく無理」としたが、やっと気が向いたので書くことにした。日が経ったのにこのタイトルをドヤ顔で使ってくるあたりがなんとも面倒な私である。

タイトルの通り、いや、皆さまご存知の通り自担である横尾さんが、"一人でマグロの解体ショーができる"1級マグロ解体師という資格をとったのだ。
3月、そして今回と2度の挑戦での取得となった。多忙であろうアイドルの仕事もしながらということを考えても、裏にあるだろう様々なとてつもない努力に尊敬の気持ちを抑えることができない。この素晴らしい出来事の記録を兼ねてこれを振り返り、この記事を書きあげたい。

2016年には月刊ダイバー・NYLONに載り、アイドルとしてはソロ曲を披露する傍ら、レギュラーとしてワンだランドに出演、俳句特待生、女形に挑戦、外国で料理対決などなど快進撃を続けた彼。2015年末よりファンになった私としては、「とんでもないときにファンになってしまった」という感覚があった。

2017年はどんな姿を見せてくれるのだろうとワクワクしていた3月、レギュラー番組「キスマイレージ」で横尾さんがマグロ解体師の資格取得を目指す特別企画が放送されるという予告が入った。うれしかったが大変驚いた。冠番組でソロ企画を見ることができるなんて。しかもそれがマグロ解体師だなんて。好きなアイドルのファンをしていて「自担がマグロ解体師の資格に挑戦する」という体験ができるなんて思ってもみなかった。

この浮かれっぷりである。

圧倒的にサーモン派の私であるが、この日からマグロに対する目が優しくなり、食べる機会が増えてしまったというのは言うまでもない(これは余談だが、プレバトの俳句での横尾さんの活躍を見て俳句を知りたくなり歳時記を購入したと友人に伝えたら「あんたがすごいというよりも、横尾渉がえげつない」と言っていた。マグロ派への鞍替えを検討するレベルでマグロが好きになってしまったので今回もたぶん友人のコメントは「横尾渉えげつない」)。

 

待ちに待った放送日。
詳しい話などここではしないが、様々な思いを抱えながらこの日を迎えることになった。
私の思いなんてどうでも良いのだけど、荒れた胃に優しいホットミルクと携帯を握りしめ、テレビに向かった日のことをよく覚えている。
必死に解体師資格取得のための筆記試験の勉強をする姿。ロケバスの中で(多少のおバカ(愛しい)な姿を見せつつ)懸命に口上を覚える姿。ハマチや粘土で練習をする姿。最終試験に手を、そして声を震わせながら挑む姿…どれをとっても一生懸命に努力する姿は本当に美しく、信じるべきものは私の見ている横尾さんであるということを再確認した日だった。ワイプ越しに応援したり不安そうに見つめるメンバーの表情を見ているとき、私の好きな7人はこの人たちなんだと、心から思った日だった。

しかし、残念ながらこのときに合格することはできなかった。

※「ヤフーニュースのトップに載りたい」という横尾さんの発言から今回の番組はスタートしていた。見出しは「ジャニーズ初 マグロ解体師 横尾渉」みたいなのを浮かべていたらしい

最後に流れた「リベンジ編近日公開!」の言葉を楽しみに次回放送を待つだけだった…のだが。

近日っていつなんだよ現象

待てど暮らせど「近日」がやってこない。きっと忙しくて準備が追い付いていないんだ。放送はきっとある。と信じてはいたものの、何か事情があって放送がなくなってしまったのだろうかと不安になるときもあった。キスマイレージの予告を見るのが、ちょっと怖いときもあった。

 

そんなある8月のキスマイレージ予告に、「魂のリベンジ編 放送」の文字が。

…?

…??

しかも、それが「7か月の集大成」だというのだから。

…!!!!!!

 いや、もうほんとこの日の私の一言に尽きるのだが、信じていたとはいえ、2度目のチャレンジを多忙の中していたということが本当にカッコいいと思ったし嬉しかった。横尾さんは、やっぱり横尾さんだった。

彼のことは当然芸能人としてしかしらないのだけど、私の好きな横尾さんがそこにいたんだ。翌週の放送が楽しみで仕方なかった。

 

 (長いけどもうちょっと!)

 

そして迎えた2回目の挑戦。

髪は少し短くなり、表情も前回とは違って見えた。不足していた部分を明確にして補うために練習をし、合格するために必死に努力する姿に胸を打たれた。

鮪匠(マグロ解体ショーのプロフェッショナル集団)さんの師匠の厳しい言葉も、真剣なまなざしも、全ては本気で挑戦する横尾さんにだけ向けられたものであることを感じてドキドキした。

実は予告の時点で「2回目の挑戦をする横尾さんの姿は、きっと私の好きな横尾さんのすべてが詰まっているだろう」と確信していたため、少し周りの人にも勧めていた。勝手にちょっと照れもあったけれど、きっと伝わる人には伝わるだろうと。

 

迎えた最終試験。

明らかに前回よりも堂々としているように感じたし、何より直前に「自信はある。やるだけやったから」みたいなことをすっきりとした表情で話しているのが嬉しかった。

少しひやっとするところもあったけれど、堂々と口上を披露し、その後も危なげなく解体を進めていた。

前回危なかった包丁の向きももう間違わない。

客席に掛け声についての説明をする場面で見せた笑顔が忘れられない。

その笑顔を見て、ああ、この人は絶対受かる。そう思った。

 

結果発表はスタジオで、だった。

 

 

合格だった。

 

 

それを聞いた瞬間、崩れ落ち安堵の表情を浮かべた横尾さんから目が離せなかった。

この人は、本当に本気でこの資格に挑んでいたんだ。

 

メンバーは優しく、元気よく合格を祝福していた。特にキタミツは、めちゃめちゃ嬉しそうで、合格の瞬間に画面の端っこにいた横尾さんのことを弄ったりしながらも、解体師の認定証を見てとてもよく笑っていた。横尾さんも、認定証を手にしてとても素敵な顔で笑っていた。

 

横尾さんは、横尾渉さんは、全国でわずか8人の「1級マグロ解体師」になった。

 

翌朝、たくさんのニュース記事ができていた。トップではなかったけど、ヤフーニュースにも載っていた。やったね。

どの記事を見ても横尾さんはマグロ解体師だった。間違いなかった。

いやいや、ええええええーーーーー!!!!!

一度寝ておきて冷静になったのか、今更信じられない気持ちになった。だって日本で1/8になれることなんてあります??いやキスマイのメンバーってだけで横尾さんはまず1/7ですごいんですけど。えええいやいや全国8人目て!!ちょっと!!

 

最近はコンサートのMCやWSでもマグロ解体師のことが取り上げられていて、やったね横尾さん!という気持ちになっている。この間はキスブサでも触れられていて、なんとも誇らしい気持ちだ。

とっちらかったひどい文章だ。とにかくこの嬉しさを残しておきたかったから、感情に任せて書いてこんなことになってしまった。時系列もあいまいだし、細かいところは間違っているかもしれない。でも、気持ちに嘘はないんだ。

 

最後に。愛のこもったブログを見て、何度でもニヤッとしてしまう。

 

(※2018/4/10追記

ここには鮪匠さんのブログリンクを掲載しておりましたが、元記事が非公開になっておりましたので該当部分を削除致しました)

 

こんなに楽しい経験ができると思わなかった。こんなに知らないことがあるとは思わなかった。そんな気持ちにさせてくれる、人生に刺激をくれるアイドル。

横尾さんは、誰が何と言おうと、私にとっては最高のアイドルだ。

横尾さんのファンでいられて、よかった!