魂の名盤『舞祭組の、わっ!』
舞祭組の皆さま、ファーストアルバム『舞祭組の、わっ!』発売おめでとうございます。
今回はCDを聴いて「わっ」と驚きたくて、試聴も我慢して挑みました。
まあ注文の仕方をミスり、なかなか手元に届かなかったわけですが…。
名盤です。もう、このCDが世に出たことが嬉しいです。そして一人でも多くの人がCDを手に取って楽しんでいればよいなと思います。
中だるみのない、疾走感のあるアルバムだと感じました。1度は頭から終わりまで通して聴いてほしいです。16曲すべてがいろんな方向に良いです。たまらないです。
エイベックス様が全曲試聴させてくれます。気になる曲だけでもぜひ。
http://avex.jp/kismyft2/discography/detail.php?id=1015307
1. 春夏秋冬、漢歌
一度聴いたら忘れられない「ドンガラガッシャン!!」
和テイストなロックと言えばよいだろうか。バックのベース音がめちゃカッコいいし、和太鼓とかいろいろ和楽器の音がいいです。すごく気合入ります。春夏秋冬それぞれの歌詞の違いも面白い。夏の前に花火が上がるのが好きです。音の運び方が正統派なのか、一度聴いたら歌えちゃうタイプの曲ですね。個人的にはキーが自分にちょうど良いのも嬉しいです。尚、披露する機会は(略)
2. 棚からぼたもち
デビュー曲。私はこういう曲を歌う彼らの姿に惹かれファンになったので、舞祭組がなければここにはいないんですね。キャッチーな曲です。しかしこの濃いラインナップの中ではかなり落ち着きのある曲に感じます(笑)
3. ぶっさっさー
これも和テイストなんだけれど、エイべ感のあるシンセなサウンドとのバランスが絶妙。イチオシフレーズは「アソブぜ サワグぜ ビバ・パーリー」。中でも「パーリー」ね…ニカちゃんの声がかっこよすぎるよ…。なんかこの曲は特にみんなの声が楽しそうに感じます。「合点だ!」「承知の助さ!」のやり取りもいいし、「わったったー!」「みっやっやー!」のやり取りもいいです。
4. てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ~だれのケツ~
セカンドシングル。お尻の曲じゃん!!と最初はとっつきにくい気がしないでもないが、何度聴いても展開の楽しい曲。藤北玉の名前を入れるのも忘れません。メロディーよりも歌詞が多い感じがするんですけど、そういう面白いところが好きです(伝わらぬ)。「ぱにたん」は道しるべに続く…!
5. 友達申請
出だしからカワイイ…宮千めちゃカワイイぞ!!!
「知らない人だぁ」「なってくれませんかぁ」ああああ好!!!!!き
ニカちゃんの優しい声がもうなんというか体操のお兄さんなんですよ…まあお尻なんですけどね…(MVをご覧ください)
そして世界一甘ったるい「イチニ~ サンシ~」ですよもう明日から1234はこれがいい。
これニカちゃんメインの曲ですが、相変わらず脳内をのぞかせてくれと思わせてくれる世界観です。
6.like a Mt. Fuji~勝利のドラゴン~
キスマイでおなじみのKOMUさんが作詞作曲に携わっていらっしゃる。
HIPHOPですよね、これ。ニカラップ大好き芸人歓喜。このアルバム幅広い。歌詞にマグロ解体師とかアニオタとかオネエとかBad Boyとか出てきます。そんな4人がTOPを本気で目指す曲。手をあげて大きな声で言いたい「舞祭組No.1!!!!」
…そしてMVをご覧ください…!
7. トロになりたい
横尾さんがメインの演歌です。涙酒("組曲"スナックSHOW和より)のとき演歌がとてもあっていたので嬉しい。
横尾さんがマグロ解体師の資格を取らなかったらこれもなかっただろうと思いぐっとくる。トロも好きですが私は赤身めっちゃ好きだよ…(何の話)
8. 俺とヒーロー
千賀くんがメインの曲です。バラ―ドでしんみりしていたら…「猿とキジとあいつは呑気に きび団子で月見」という歌詞でシュールな世界に気づきます。「鬼退治が~」からのパートも良い。この文だけ見たらほんとかよと思うかもしれませんが、他の部分も感動するので是非聴いてほしい。
9. 恋愛心経
藤ヶ谷くんが一度再生をストップしたという問題作。47都道府県の言葉で「好き」を伝えてくる…お経で。私もビクッとなった、まさか最後までこれか…?と思ったがちゃんとメロディーも入ってくるのでご安心ください。とてもクセになって今TOP3くらいにリピートして聴いている。
私は北海道に住んでいたので、温泉に入っているような温かさを与えてくれる宮田くんパート(北海道)がめためためためためた好きです。
言い慣れてる千賀君の愛知パートイチオシ。ニカちゃんのパートは広島が好き!
輩な横尾さんのパートが複数あるのがたまらんです。愛媛が最高です。
「ほんまぁああああ」もいいです。文章で書いてもバカみたいなので聴いてください…。沖縄のところは脳内に「沖縄でエイサーを教えているミミガー健永さん」が現れました。彼については5th『I SCREAM』でどうぞ。
10. ちんとんしゃん
はい好き~~~~!!!!!!通して聴いた後5回くらいリピートした。
言うまでもなく宮田くんが中心の曲です。
この疾走感がたまらない。そしてすぐ覚えてしまう。
いきいきしたみやっち、エグいギター、音の動き方、はあ電波ソング良い…。
「ドカン☆といっぱつ*夢花火」の入り方が最高。
11. やっちゃった!!
で、この「ちんとんしゃん」~「やっちゃった!!」の流れが素晴らしい。
最初に通しで聴いたときにこの流れに非常に感動した。
シングルの中で一番この曲が好きで、ファンになった時期が関係しているというのは大きいとはいえ…ちょっとウルっとくる。やっちゃったの居酒屋さんにもいつか行ってみたい。「Everything is OK~」からのところは大好きな横尾さんのパートであることに加えそこの音階が好みでぐっときます。
12. ブサイク魂
出だしのみやっちの声のやさしさ~~~落ちている時に聴きたい。
いろいろなことを勝手に考えてしまう。彼らが歌うことで説得力が増すというか、強い力を持つなぁと感じます。よっしゃ頑張るぞ!!!!
13. BODY&SOUL~全身全霊~
「ばでぃえんそぉぉお~」
初回B収録ライザップ企画のせいか、ちょっと感じますね、出だしに。結果にコミットしちゃうソウルを。
しかしむっちゃカッコいいです。ベース良すぎるつらい最高。
BOSEのスピーカーください。重低音響かせて聴きたい。
「Na Na Na Na Na Na Na」の「Na」の音が上がるの素晴らしいんですけどここ歌詞が全部Naなので伝わらないであろうことが残念です。
ある私の好きな他のアーティストの、ZIONという曲に通ずる要素があると思って個人的にわくわくしました(小声)。あくまでもイメージですが。わかる人だけわかって、そっと笑ってほしい…。
余談ですが、最近毎日筋トレしてます。はい。笑うなよ!!!!!
14. 道しるべ
初めて多種買いをしたCDになりました4枚目のシングル「道しるべ」。あの時の寒さ、ハイタッチ会の空気(インターネット越し)、いろいろ思い出します。皆にあるかどうかはわかりませんが、音楽を聴き当時の感情を思い出すことがあります。そのような意味でも私の中で忘れられない1曲です。
<bonus track>
15. 最幸LOVE!
タイトルを見るとA.B.C-Zの曲かな?という感じがしました(第一印象)
舞祭組4人それぞれにぴったりで、こんなポップに、かつストレートに歌われたら泣いてしまいそうです。
16. Fire&Lightning
もうこの曲の話をさせてください。
今回は試聴をせずに挑んでいると書きましたが、SMAPの「Battery」を作曲された方が携わっているという情報だけは知っていました。Batteryは番組でだったかな、たまたま耳にした瞬間なんつーカッコいい曲だと思って落ちた曲。その人が作る曲なら間違いなくカッコイイんだろうと思っていましたが…いやぁ…想像を超えました。
疾走感、音の上がり方、電子音の感じ、全部大好き。3分40秒の曲とは思えない、一瞬です。いい意味で。
そして全編英語の歌詞を歌っているのが4人であるということがぐっとくるんです。
歌いづらそうにも一生懸命歌ってる横尾さん~~~好きLOVEずっと好き最高のびのびしていいよ~~!!!!!!!!幸せでいてくれ大好きだ!!!!!
…取り乱しました。
この曲聴くと泣きそうになるんですが何ですかね、音が刺さるんですよね…。これ1曲のために持っててもいいと思うくらい好きです。他の曲も超好きですがこれは…。
そしてなかいさんが「こーらす」で参加されています。この超カッコイイ曲に参加されていることがとても嬉しいです…。
そして、この部分を書くために1曲リピートしていますが全く飽きません。余談ですが同じ曲をずっとリピートして聴く人ヤバイらしいですね。移動中にETERNAL MINDを1曲リピートで2時間ずっと聴いていたことがありますが、どうやらヤバイらしいです。
当たり前ですが、4人のユニットなので普段の7人の曲よりも自担の声がよく聞こえます。ソロパートもあります。
7人のキスマイが大好きで、その中にいる横尾さんが好きです。でも、もっと横尾さんの歌声を聴きたい、姿を見たいと思うことがないわけではありません。それがこういう形で実現するということは、やっぱり嬉しいんです。
舞祭組というユニットには様々な意見があります。その響きや活動のスタイルが合わない人もいるでしょう。でも私はそんな彼らに惹かれてこのジャニーズというジャンルに足を踏み入れました。当初のような、ある意味おふざけのある曲もあり、でも全力でカッコいい曲もあり、やっぱり好きだなぁと思わせてくれるアルバムです。
1人でも多くの人の手元に、そして心に『舞祭組の、わっ!』が届きますように。
何度でも言うが素晴らしいアルバムだ!!