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白球を追う音の葉

野球音楽オタク横尾渉風味

祝!パリーグ制覇!

私は、そこそこ長いことファイターズファンをしている。

今年は、リアルタイムで見る回数は少なかったものの、情報を常に追いかけて非常に野球的に充実したシーズンだった。

CSが終わり、日シリまで時間もあるし、少し今年のことで思ったことをを記録しておきたいと思う。

【球場に行くこと】

最初に見に行った試合は、忘れもしない、札幌ドームのロッテ戦だった。

先発ピッチャーは当時ルーキーであった吉川光夫投手。のちにリーグMVPを受賞することになる。ファイターズに欠かせない左腕だ。

この試合は負けた。今思えば、当時から私の負け運はひどいものだった。

もうあれから10年が経つが、勝ち試合を見た回数は本当に数えるほどしかない。最近は見るのが怖い。

外野席でレプリカユニフォームを着て、応援バットをもって、声をからして応援歌を歌うのが好きだった。テレビの前でもストレスを発散するかのように歌っていた。おかげで今でも当時の曲はよくわかる。逆に最近のは難しいと思うようになった。現場から離れるとこうなってしまう。

内野席で静かにプレーを見るのももちろん大好きだ。

球場がシンとする瞬間、ボールとバットのぶつかる瞬間、出塁した走者のリード一つにも興味深々だ。

毎回球場に行くと、「ボールって速いんだなぁ」と馬鹿みたいに思う。

本当にすごい。自分のやっていた少年野球がとたんにままごとに感じる。

別物なのだから、別にそんなことはないのだけど。

【規格外・翔平】

今日、クライマックスシリーズを勝ち抜き、ファイターズは完全にパリーグチャンピオンになった。

私がシーズン序盤にこんなもんじゃないといっていた西川選手は、ものすごい活躍をした。やっぱりすごい選手だ。持っているものが違う。

大谷翔平、もう織田信長のようにフルネームで呼ぶべき存在なのだと思う。

彼は規格外だ。日本の、いや野球界の宝物だ。165キロを投げるだなんて、もう彼を私の基準で測ることがすでに失礼に値する。

彼はストイックだ。「休日は試合のためのオフ」と休みの日にもトレーニングをしているという。天才でありながら、明確な目標を持ち、それをクリアするための努力を惜しまない。努力する天才である。

彼をつまらない人間だと思っている人がいるかもしれない。表情豊かで、ちょっと皮肉ったジョークを言える、賢いひとだ。たしか、犬も好きだったと思う。コンビニのクレープが好きらしい。そして、謙虚で、チームの勝利を何よりも好んでいる。これだけ素晴らしい野球センスを持っていれば、多少性格が悪くたっていいのに、こんなに素晴らしい人間だというから、困ってしまう。彼にできないことが何かあるのだろうか?

その少年のような瞳を見ると、「ただただ野球が好きなんだろう」と思う。

少年であり、怪物である大谷翔平

完璧な中に、少年性というか、幼さというはかないものが見え隠れするから、それが失われたとき彼は力を失うのかもしれない。はたまた、もっと進化するのかもしれない。それは、二度と失われないのかもしれない。

野球好きとして彼がプレーする時代に生きていられたこと、生でバッティングを見ることができたことを、心底幸せに思っている。

【38の引退】

勝さんが引退する。

いや、引退した。彼は私がファイターズを追いかけ始めてから入団し、追いかけている間に引退した選手ということになった。非常に思い出深い選手だ。

「背番号と同じ年まで野球をする」と宣言し、本当に同じ年まで野球をして、引退した。

ユーモアたっぷり、カッコいいお顔なのにふざけたことばかり。みんなを笑顔にしてくれる優しい左腕だ。

変則的なフォーム。確か左手は上まで上がらなかったはずだ。

ダブル武田「武田久」選手は現役を続行するらしい。

今年のFFFFFでは「やめるときは一緒に」「勝のほうが長くやるんじゃない?」なんて話をしていたけど、その時は決めていたのだろうか。

たぶん、そう遠くない未来彼は指導者として戻ってくるだろう。

そう思えば、そんなにさみしくはないと、言い聞かせる。

西武ドームに行ってきた】

優勝が決まるかもしれない瞬間に立ち会った。

先発は吉川選手だった。気持ちが入った、カッコいい投球を見ることができた。

初めて見た札幌ドームでの投球とは違ったが、勝つことはできなかった。

 

試合開始10分後くらいに入場したら、もう自由席は座席がなかった。

西武ドームの外野席は、だだっ広い丘のようになっていて、一人当たりの区画が決まっていないので、のびのび見ることができる。通常ならそんなことは起きないので、寝転がることもできるほどだ。個人の裁量で決めるから、外野席のチケット分のひとをさばけなかったのだろう。立ち見は4列ほどになった。ほとんど見えなかった。20時半に試合が終了するし、その日は優勝しなかったし、激混みの電車で押しつぶされた。

でも、久々の球場は楽しかった。

ばかだなぁって思うけど、結局私から野球を取ったら何が残るのだろう?というくらい野球が好きだ。人に言える趣味じゃないといわれたこともあったけど、こんなに面白いものを私はしらない。

私はひっそりと、みっちゃんの復活を願っている。彼もまた、私の野球人生そのものだから。

【ドラフト】

ドラフト会議が好きだ。

開始から育成ドラフトの最後までテレビにかじりついてみている。

アマチュアには詳しくないから、わかる選手は本当に少ないのだが、あの空気が好きだ。今年もリアルタイムで見られないので、すでに録画予約をしてある。

むろん、ドラマ仕立ての地上波ではなく、断然CS派だ。今年は20日。非常に楽しみである。

 

来年はもっと球場に行きたい。

去年も今年も二軍戦が雨でながれて見に行けなかったから、二軍戦も行きたい。

幸雄監督、来年も絶対残っていてくださいね。

日シリ勝って、久々に日本一が見たい!

いや、なれる、そんな気がしている。

ぐちゃぐちゃの書きなぐりメモ、おしまい。