読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

白球を追う音の葉

野球音楽オタク横尾渉風味

彼氏にしたい選手権-Returns-

野球 アイドル

 

最近、野球女子が多くなっていると感じる。

 

実際に野球女子という言葉が使われているのはどうかは定かではないが、球場に足を運び、ユニフォームを着て、手作りのボードを掲げながら応援している女性の数はかなり多くなったと思う。

テレビ画面に映る女性はずいぶん若く、かわいい感じになったものだ。

(昔のパリーグなんか寝てるおっさんか酔っぱらったおっさんしかいなかったじゃん)

そしてそれと同じくらいに、写真を撮る方も増えたなーとも思う。

私もツイッターでとても写真を楽しませてもらっている。写真の切り取り方も女性的だなと思いながら…でもそれはまた別の話。

 

数年前、「カープ女子」が流行した。

名前の通り、広島東洋カープを応援する女性ファンのことだ。

2014年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、カープ女子の為の本、さらにはカープ女子の写真集まで発売された。

衝撃的なのは、Googleで「カープ女子」と入れると、候補の上の方に「コーデ」と出てくることだ。

…コーデ!?ファッション雑誌か!

と文化の変わりゆく姿を目の当たりにした。

カープガール

カープガール

 

↑確かに「コーデ」なんて言葉を入力したくなる感じの雰囲気である。

そもそもレプユニは「着こなすもの」だったのか…。しばらく現場を離れているとこういうところに疎くなる。

 

このカープ女子ブームの前後は、私の贔屓チームである日本ハムファイターズが丁度大胆な若返りを図った時期であり、ファイターズは『イケメン軍団』として人気が出た。

女優の剛力さんに似ているといわれている『かわいすぎるスラッガー谷口雄也選手。

あっさりとした顔が爽やかな西川遥輝選手。

埼玉のダルビッシュ(◯◯のダルビッシュと呼ばれる選手は結構多い)こと中村勝選手。

などなどここには挙げきれないほどだ。

(個人的にはもっと前からファイターズはイケメン軍団だったと思っている。紺田・飯山・矢貫・川島慶三とかカッコ良かったじゃん?)

野球界の女性誌である『プロ野球ai』のファイターズ特集は即完売で、入手困難となった。そこからというもの、表紙に必ずファイターズ選手が載っている気がする。

 

その人気っぷりの影響か、なんとファイターズは去年から二年連続で「彼氏にしたい選手No1決定戦」を開催している。無論、公式。

某アイドル誌の「恋人にしたいJr.」みたいなものだ。

対象はファンクラブ会員の「好きな選手」登録の上位20人である。

入場時に配られる(たぶん)ハートのシールを、好きな選手のパネルに貼ることで投票が完了する。ノミネート選手をみても、野球選手とは思えないルックスだ。アイドル的な人気が出るのもわかるし、球団側もそのようなイベントを企画するのもわかる。

 

いやいやいや、選手をそういう目では見たことありませんよ!という男性諸君。

残念ながら投票権は女性にしかないので安心してほしい。

 

冗談はさておき、昨年の優勝は中島卓也選手であった。

1位 中島卓也(1,004)

2位 西川遥輝

3位 谷口雄也

4位 大谷翔平

5位 中田翔(既婚)

女性人気が高い選手であることに間違いはないが、正直なところ西川選手或いは谷口選手が1位を取ると予想していた。いざ付き合うとなると、堅実で真面目、クールなイメージの中島選手が人気になるのだろうか。

ここに投票した女子の本気を感じる。

既婚者だろうがなんだろうがこの並びでランクインしてくる中田選手の人気の高さを感じる。

 

そして二年目となる「彼氏にしたい選手権-Returns-」今年の順位が決定。

1位 中島卓也(1,986票)(1→1)

2位 大谷翔平(1,904)(4→2)

3位 西川遥輝(1,803)(2→3)

公式発表はされていないが、現地の方々からのレポートを見る限りはおそらく4位が谷口選手だと思う。なぜなら谷口&ベスト3の4人はシールが1枚のパネルに収まりきらず、2体目が登場していたからである。

中島選手は親世代やそれ以上の年代の老若男女問わず人気の高い選手だと思っているので、奥様世代も投票したと予想。個人的には斎藤佑樹投手に結構票が入っていた写真を見かけて、かなりほっとした(やっぱり佑ちゃん人気は本物だった)。既婚者チーム(中田・宮西・矢野などなど)はたくさん票が入らなくとも「まあ結婚してるし」で流せるので多少気が楽だったのではないかなーと勝手に思っている。

また昨年より順位を上げ2位に大谷がランクインしている辺りにも女子の本気を感じるのは私だけだろうか?

 

また、これはもっと前からあったが、抱き枕なども変わらずグッズとして発売されている。

このような動きを球団側が行うということは、野球という競技、ある球団というチームを応援するのではなく、特定の選手を応援しようという人が多くなったのではないだろうか?しかもちょっとアイドル的な応援の仕方として。

 

今までに全くいなかったとは言わないし、渡邉久信氏らが現役で髪がふさふさだったころは今のような人気の出方をしていたという話は聞く。

カッコイイスポーツ選手がいる種目と言えば私の時はサッカーで、周りに「野球選手カッコイイ」みたいな風潮はなかった。サッカーの人気がなくなったとは言わないが、少しずつ野球にもそういったファンがまた増えてきたのかなという感じを受ける。

 

先ほど冷静に分析っぽいことをしてしまったが、この彼氏にしたい選手権も某女性アイドルグループの選抜メンバーを決める選挙のようなものにも見える(もちろんもっとライトな意味をもつものだけど)。

ベスト3以降は発表しないというのは賢明な判断だと思うが、多かれ少なかれ選手は結果が気になったのではないだろうか。

そもそもスポーツなのだから、ファンにキャーキャー言われることを目的としているわけではない(人が多数だよね?)し、もちろん野球で勝負するわけであって、顔がいかに整っていても結果に影響はないので気にしないという選手も多数いると思うが。

すごく面白い試みだと思う。ただ、パネルに貼られたシールの数が一目で分かってしまうというのは、ちょっと酷なことをしているな、とも思った。

 

私は球場観戦で魅力に取り憑かれ、そのあと実際にスポーツとして野球を始め、本格的に野球ファン、そしてファイターズファンになっていった。

野球という競技がとにかく好きだ。

一人一人に必ず役割があり、チャンスは平等に与えられる(形の上では)というルールがまず好きだ。

縫い目によってボールの回転を変えたり、腕の振りによって速さが変わるのも楽しい。

理論立てて戦略を練ることができるのが楽しい。

(しかし代表試合や高校野球、他チームの試合にはあまり興味がなく、もっぱら北海道日本ハムを応援している。)

つまり、私は野球という競技とファイターズというチームが好きなのだ。

だから、私は特定のこの選手がとにかく好きで、ファームに下がれば泣いて一軍に昇格すれば喜んで…みたいな応援の仕方はしていない。選手個人を追いかけて応援しているわけではない。

(ただ、個人を強く応援する人のスタンスを否定するつもりは毛頭ないので、そのあたりは誤解を招かないようにしたい。)

だから、いまの主流な女性ファンとは違うスタイルなんだなと思う。

 

最近は顔のいい選手が増えたせいか、なんかアイドルみたいなことしてるなーと思ったので書き留めておく。

ここでは本職アイドルの人の記事も書いているので、アイドル好きの方はどう思われるのか、少し気になるところである。