「ワッター弁当」は帝王曲だ。ソロ曲とユニット曲の話【キスマイ1人称2人称調査③(終)】
gbh-asap.hatenablog.com最後に、飛ばしていたソロ曲とユニット曲を見ていこうと思う。
基本的には同じルールで進めていくが、舞祭組名義の楽曲についても今回は触れている。
【ルール】
- 対象は2016年11月段階で音源化されている曲。Kis-My-Ft2名義のアルバムまたはシングルに収録されていることが条件。
※今回は舞祭組名義もいれます(例:『Kis-My-Zero2』収録の千年のLovesongは含むが2009プレゾン収録の「オ・シャ・レ」は含まない。)- バージョン違いはカウントしない。例:「アイノビート」は通常、アルバムバージョン、ロックバージョン、ダンスバージョンがあるが4曲ではなく1曲としてカウント。
- 原則歌詞は「歌ネット」を参考にする。
- RAP詞のみに出てくる場合は色で区別する。
目次を付けたので、下から飛べます。
一人ずつ個性の出たラインナップ
今回は個人ごとに見ていくこととする。ソロ曲と参加ユニットの楽曲が対象。
表は左から(分類,曲名,参加メンバー,一人称,二人称)の順に並んでいる。
尚、参加メンバーについてはKi,S,M,Y,F,T,2で表記した。
1 ユニットでオラオラ、ソロでは優しい北山くん
【ソロ】
「ROCK U」はエレクトロニックなメロディーで「君」への気持ちを歌った「僕」の曲だが、そこまでの繊細さは感じない。
『蛹』は一人称俺・二人称なしの「VS自分」の曲(②)であると解釈する。
俺が自分らしく 生きてく強さは
ココロが望めば 見えてくんだ
熱い漢・北山の非常にロックな一曲。
「Give me...」ではサビで直接的に「愛している」という言葉を使って「君」への気持ちを「僕」が歌う。
そして3rdの「FORM」。北山くんがいつ寝てもいいと言ってくれる「このソファ」はどこにありますか?…とたくさんの人がリア恋をこじらせたとか。
不安に思う「君」へ「愛を…」と「僕」が伝えているバラード曲。
作詞作曲ともに北山くん。とても包容力のある曲だ。
そして「今ナニヲ想ウノ」でついに弱気な一面が出る。忘れらない「君」を探してしまう「僕」。なんというか本当にヒロミツそういう人がいるの…?と言いたくなるくらい心に訴えかけてくるものがある曲。
どれも大体男女間の感情を描いた「僕」と「君」の曲が多い。こう見てみると『蛹』はちょっと異質だ。
【ユニット】
「No.1 Friend」「Rocking Party」「Kickin' it」「FIRE‼!」「&say」といろいろな意味でオラオラな曲が続く。
この中だと「証」はバラード曲で感じが違う。別の意味で「スナックSHOW和」はだいぶ雰囲気が違うが、「俺をこんなにさせた君が悪い」し、「本当はこういうの好きなんだろ?」なのでだいぶオラオラだと思う。
2 変幻自在のユニット曲と独特のソロ、藤ヶ谷くん
【ソロ】
「Think u x.」この曲も始まりはクラシックぽい音だったんだなと思いだす。彼のソロ曲はどこからどこまでの曲が一つのストーリーになってるとかいう話があった気がするのだが、ぐちゃっとなるし詳しくはわからないのでここでは言及しない。
「Love meee」で一人称がなくなって、ついに「xLunaSx」で一人称は「私」に変化した。(※でもここの「私」の二人称は「あなた」だが、別のとこでは「君」と呼んでいるときもある。「私」と「一人称なし」の人は別の人物と捉えるほうが自然だろうか。その辺は個人的な感覚だが。)
「LU4E」そして「You're Liar♡」は文句なしの「私」「あなた」楽曲だろう。藤ヶ谷くんって不思議だな…誰の目線で詞を書いているのだろうかと思う。
【ユニット】
変幻自在と書いたのは、藤北でオラオラ系を歌うと思ったら、横尾さんとわんダフォーだったり、はたまた玉森くんとバリバリのダンスミュージックだったりと需要に合わせて?なんでもできるなと思ったからで。
(チームKNGWでSHOW和ドボンなのにスナックSHOW和に入らない姫スキルを持ち合わせているのずるい)
具体的でどんなソファを持っているの北山くんどんな恋愛してきたの北山くん!!!!!!という印象の北山ソロと抽象的で何かを暗示するような不思議な世界観の藤ヶ谷ソロ。これがキスマイのツートップ、メインボーカル藤北である。いやあ、キスマイ好きです!!!!!
3 不動のエースはカメレオン、玉森くん
ここからはソロやユニットの数が前出の二人よりも少なくなっているのでタイトルをつけにくくなった。キャッチコピーか少女漫画のタイトルのような語感になってしまったが許してほしい。
玉ちゃん、ラインナップが全部アルファベットだ。
【ソロ】
「Only One…」の作詞に玉森くんが参加していたことを今知った。
きれいな言葉をメロディーに乗せて「僕」と「君」の関係が表現された曲だ。ここでも「青い月」という言葉が出てくるけれど、わざとかな(xLunaSxでも出てくる)。
この曲に関してはとにかく世界観が美しいなぁと思う。こういう曲で私がこう感じることはめったにない(知らんがな)。
そして「ALIVE」。公開されたときの衝撃を今でも忘れられない。試聴が始まってMVが公開されてから毎日何度も見ていた。玉森くんが「自分ではないものになることが好き」みたいなことを言っていたのも衝撃だった。この曲は一人称も二人称も登場しないが「自分」というワードが出てくる。『蛹』のようなVS自分の曲だろうと思う。
【ユニット】
ということでカメレオン玉森くんは「BE LOVE」で宮玉の世界観を表現したと思ったら、藤ヶ谷お兄さんとダンスミュージックの「Touch」オラオラ系の「Kickin' it」、「Forza!」のようなサンバホイッスル的な要素まであまりにも守備範囲が広い。リードボーカルではないがセンターであるという玉森くんがなんでもできるというのは強いなぁと思っている。
4 バランスのとれた王子様、宮田くん
ここからは別枠で舞祭組の楽曲についても表に記載。
【ソロ】
ここからの4人はソロ曲が一曲なので傾向を見ることができないが、ちょっとした感想を交えつつ書いていく。
みんなもびっくり「ヲタク」をヒャダインさんに依頼して完成させた曲。
MVもライブでもヲタ芸を取り入れるなどジャニーズという固定観念を打破してきたと思う。でも一人称は「僕」で「君」に恋しちゃったという出だし。そこはなんだか宮田くんの上品さというか、優しさというか、そういうのがきれいに表現されているなと。
【ユニット】
俺系楽曲の多かった時期(1st、2ndアルバムのあたり)でのユニット曲が僕系だったことが大きく影響を及ぼし、舞祭組以外での「俺」というワードが出てこないところがポイント。
スナックSHOW和でも宮ママを担当することで「あなた」になる(ちなみに『男と女のシネマ』では合いの手で「君」が登場するが宮田くんのパートではないため書いていない)。
全体的にかわいらしい曲が多い印象。次回作は王子様系を(勝手に)に期待している。
5 ソロの圧倒的な存在感、二階堂くん
【ソロ】
みんなびっくりのジョッシー。
一人称は当然「私」だ。だって玉ちゃんに恋するさえない女子だもの。こういう発想私には絶対ないので本当にすごいなぁと思う。かっこいい!この曲についてはもうなんか語れない。すごいとしか言えないし、似た曲というのも当然ないので分析できません(笑)
【ユニット】
その一方、というか時系列としては逆なんでしょうが、ユニットは結構正統派だと思う。こちらも舞祭組以外は「僕」で統一されるが、千賀くんとの「Double Up」は少し色合いが違う「君」と「僕」であると感じた。歌詞の解釈はそれぞれなので深入りしないが、唯一無二の発想を持つソロと正統派の中にバリエーションのあるユニットというのは強みだと思ったり。
6 ソロでもユニットでもロイヤル、千賀くん
【ソロ】
Get Ready、曲調としては「Double Up」の続きのような感じがしていたが、これは別物として非常にかっこよかった。「僕」が「君」に近づきたいと思っている関係のようだが、どこか危うく大胆な歌詞とMVのダンスがマッチしていてとても良い。自分がどうしたらかっこいいのか、ということが分かっている人なのだろうなと思う。
【ユニット】
メンバーカラーのように真っ青に染まった表を見てほしい。ソロも含めて舞祭組以外の楽曲はほとんどが「僕」そしてForza!以外は「君」に向けた曲だ。そしてこちらも全体的にかわいらしい曲、また正統派の曲が多く、まさにロイヤル王子様千賀くんである。私の中で宮田くんと千賀くんは隣の国の王子様だからな…。
7 揺るぎない帝王、横尾さん
どうしても千賀くん→横尾さんの順番で見てほしかった。表、赤い。
意図的に二人称「お前」にも色を付けたせいってわけでもない。
【ソロ】
平和なお弁当ソングなんてだけじゃない。「僕のステージ」で行われる「俺俺オレンジ」をデザートに添えたお弁当を横尾さんが作ってくれ、そして「お前ら残すなよ!」で締めくくるれっきとした帝王ソングだ。
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…実は最新アルバム『I SCREAM』ではこの「ワッター弁当」以外に「俺」がない(このアルバムでのかっこいい枠に当たるPSYCHOや&sayが一人称なしだったのが原因かな)。というか2016年唯一の「俺」。そして二人称が「お前」の曲もない。というかキスマイの楽曲全体を通しても舞祭組名義の曲と後に書く「スナックSHOW和」以外で二人称が「お前」の曲なんかない。つまり最強の「俺様ソング」なのだ。
【ユニット】
ここで一転、一人称が登場する曲はすべて「僕」になる。
今まで見てきた3人と同じことなのだが、初期のアルバムでのユニット曲が「僕」楽曲だったことが原因である。
ここで「スナックSHOW和」の『涙酒』が「お前 お前ひとりのために~」だ。
これがキスマイ楽曲の2つ目の俺系楽曲である。(スナックSHOW和は組曲だから、『涙酒』を俺系楽曲としてもいいよね偉い人)
舞祭組
最後に舞祭組楽曲を。
3曲とも一人称に「俺」が登場している。うち2曲は俺僕混合曲だが、なんとなく「俺」の印象が強いのは私だけだろうか。舞祭組の曲については一人称「俺」が非常に効果的だったと思う。忘年会で歌う曲1位かなんかにCDTVかなんかで(うろ覚えすぎる)選ばれていたけれども、これが「僕」押しの曲だったらとっつきやすさは半減していたのかな。そこまで考えて曲を作っていたのだとしたら、またそうでなくとも、この曲たちを作った中居さんはやはり上手だなと思うわけである。
最後に
ワッター弁当に関しては特にふざけつつ書いてしまったが、2016年の全体で俺楽曲が消滅していることを考えると、貴重。僕俺混合曲なんだけども、2016年は混合すらないのでね。
キスマイの魅力であり武器であるのはそれぞれの個性があって、それぞれ役割が違うことであると思っている。今回ソロやユニット曲を調べてみて、ソロやユニットの個性が見て取れたと思う(まとめ方や感想が下手で申し訳ない)。
一人称はいかがだっただろう。一番最初の記事に参考にさせていただいたブログを載せたが、KAT-TUNに比べてデビューしてからの日数も短いので楽曲がそこまで多くなく、データとしては多少物足りなかっただろうか。年を追うごとに見ていくと、キラキラ路線にシフトしているようにも見える。カッコいい系の曲が個人的な楽曲の好みとして好きだから、そういう路線ももっと聴きたいと思ってしまう。
キスマイ曲の二人称はほぼ「君」だということが分かった。その中で「なし」に着目してギラギラ感を探ったわけだが、なかなか難しかった。二人称「お前」についてはほかのジャニーズグループにそんな曲があるのかどうか知りたいところである。KAT-TUNに何曲かあるのは調べたが、関ジャニ∞とかもフランクに使っているのかな。自分の分野を離れてしまうので、調べている人がいたらぜひ読ませていただきたい。
これからもっとたくさんの曲を聴かせてくれると思うとわくわくする。今度はオラオラ系の楽曲がまた増えてくるのか?はたまたキラキラ系なのか?新しいジャンルなのか?
別の組み合わせのユニットになったら、今度はどんな方向性の曲になるのだろう。
こんなにもわくわくを与えてくれるキスマイは十二分にアイドルだ。
一人のファンとして、彼らを応援していきたいと一層思った調査であった。
おしまい!
では二人称を見ればギラギラ感がわかるのか【キスマイ1人称2人称調査②】
この間の記事の番外編その①。
前回の記事はこちらから飛べます↓
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☆はじめに
一人称調査を終えた。実は最初にるつさんの記事を読んだとき、「KAT-TUNよりもキスマイは曲が少ないだろうし、二人称も調べてみたい」と簡単に思った。こんなに苦労すると思わなかったから…
二人称には「君」「あなた」「お前」「あんた」などがある。正確な数を知っているわけではないが、たいていの楽曲では「君」が使用されているのではないだろうか。
V系のイメージが強く怖い感じで「お前」がたくさん出てくるのではないかと思うかもしれないが、ざっと見たところほとんどが「君」か「あなた」だった。
アイドル楽曲となればなおさら「君」がほとんどだろうし、主に「僕」から「君」への曲が多いのではないかと予想する。そんな中で「お前」という二人称が出てくる曲はオラオラ系のギラギラソングなのではないだろうか?
ちらっと調べてみたがKAT-TUNには「お前」の曲が何曲かあったのだし。
前回の記事で「俺」楽曲がそんなに多くなかったことが分かったキスマイだが、二人称は一体どうなっているだろうか?
まとまりは悪いかもしれないが、ゆっくり見ていただけると嬉しい。
ルールは前回と同じ。
【ルール】
- 対象は2016年11月段階で音源化されている曲。Kis-My-Ft2名義のアルバムまたはシングルに収録されていることが条件。(例:『Kis-My-Zero2』収録の千年のLovesongは含むが2009プレゾン収録の「オ・シャ・レ」は含まない。)1曲につきカウントは1回。複数のCDに収録されている楽曲は発売された時期の早いCDに所属。
- Overtureは除く。
- バージョン違いはカウントしない。(例:「アイノビート」は通常、アルバムバージョン、ロックバージョン、ダンスバージョンがあるが4曲ではなく1曲としてカウント。)
- ソロ・ユニット曲は含まない。
- 原則歌詞は「歌ネット」を参考にする。
- RAP詞のみに出てくる場合は区別する。
☆全体を見る
何度も考えた末、先に全体を通して見えてきた結果から書くこととする。
なんとKis-My-Ft2名義のCD収録曲109曲中、二人称は「君」が84曲「あなた」が1曲、なしが24曲。「お前」は存在すらしなかった。前回同様、英詞は判断材料に入れていない。
「お前」の数を数えるのが目的だったのに、ここでキスマイ名義の曲には二人称「お前」が存在していないという結果になってしまった…。
(表の左側は曲数、右側はその年のリリース数に対する占有率)
全体で約77%が君楽曲である。
二人称「君」の曲に関しては基本的に一人称から二人称「君」へ歌う曲が多くみられた。
そのためここからは特に二人称「なし」に着目して個別に見ていきたい。ちなみに一人称なし二人称君の曲は、一人称を省略しているだけで一人称僕(俺)の曲と同じという印象。
こちらは、二人称「なし」楽曲の推移である。
2012年から「なし」曲がだんだん減少し、2014、2015年には1割強くらいまで減る。
しかし、2016年は「なし」が多かった。
☆個別に見る
【デビュー前】
アルバム『Kis-My-Zero1』『Kis-My-Zero2』『Kis-My-Zero3』『HIT!HIT!HIT!』
君13曲・なし6曲/全19曲
この間の記事を読んでいただけた方はお分かりかもしれないが、キスマイは「デビュー前はチャラチャラオラオラ」系だったというイメージが強いものの、実は俺楽曲は多くないという結果だった。とはいえ少し存在した一人称「俺」に対して二人称「お前」なんてのが出てきてもいい気がするのだけど、冒頭でも書いた通り、残念ながら出てこない。
こうして曲を見てみると、二人称が「君」である曲というのはほとんど冒頭で予想した通り「僕(俺)」から「君」への歌であるように感じる。
青で色を付けたところを見ていただきたい。一人称はさまざまだが「二人称がない」曲だ。私は、個人的な感覚でこのように分類してみた。
①二人称省略
今回は一人称複数と単数を区別していないため、一人称のなかに二人称が入っている時、つまり「僕ら」「僕たち」の中に「君」も含まれているという場合がある。単純に二人称の省略という場合があると思うが、解釈の問題になりそうなのでここは分けません!!!
⇒二人称「君」がある曲と一緒
②僕(俺)はこういう気持ちだ!VS世界(VS自分)
適切な表現が見つからず困っている。何が言いたいかというと、特定の誰かに向かって何かを伝えているのではなく、自分の決意表明のような意味合いをもつようなものだと。一人称は複数でも構わない。「自分自身」などの言葉が出てくることが多い。
⇒ギラギラ感が出ることが多い
③その他
ということでここからは、②に分類される曲が多ければ「ギラギラでオラオラなキスマイ」のイメージに合致するような曲が多いと考えていく。(解釈の問題になってくる部分があるので、ふーん程度でお願いします)
「Endless road」「Brand New Season」は①、②は「海賊」「FIRE BEAT」かなと。曲調はさわやかだが「TRY AGAIN」も②に入るのではないか。「テンション」。これは一人称も二人称も出てこない曲で判断が微妙だが②に分類する。
余談だが、一人称僕二人称君の「Kis-My-Calling!!」は分類するならば②にあたりそう。僕から君へのメッセージというより自己紹介ソングだと思っているのでどこに入るかといえば②だと思う。カウントはしないが。
【2011年】
シングル『Everybody Go』『We never give up!』
君6曲・なし1曲/全7曲
一人称も二人称省略でない俺/君楽曲であるはずの「Everybody Go」だが、②っぽい。というのも、この「君」って特定の人という感じには見えなくて。基本的には歌い手である彼らが「この時代のチャンピオン」を目指す壮大なギラギラソングだと思っている。「この時代」が待っている「チャンピオン」は「君」かもよ?とドキっとするわけだ。だからこの「君」ってのは特定の誰かではないような気が。カウントはしないけど。
全然関係ないけれど、デビュー曲で「誤解されやすいけど 俺たちもバカじゃないんだよ」なキスマイと「悪いけど賢くはないさ」と歌うKAT-TUNが面白い。
二人称なし
「We never give up!」こそ②にふさわしい曲だと思う…なんとなくつかめてきただろうかこのギラギラ感。
キスマイのデビューから1枚目2枚目のシングル、こうしてみると「ギラギラ」感が出ている感じがするな。
【2012年】
シングル『SHE!HER!HER!』『WANNA BEEEE!!!/Shake It Up』『アイノビート』
アルバム『Kis-My-1st』
君10曲・なし4曲/14曲
二人称なし
「タビダチノウタ」「Summer Lover」は二人称省略の①。
「Take over」は②。ギラギラしてるよね~~~~!!!!!No.1を奪ってやるって感じのギラギラ感いいなぁ。「WANNA BEEEE!!!」も②だ。
【2013年】
シングル『My Resistance-タシカナモノ-/運命Girl』『キ・ス・ウ・マ・イ~KISS YOUR MIND~/S.O.S(Smile On Smile)』『キミとのキセキ』『SNOW DOMEの約束/Luv Sick』
アルバム『Goodいくぜ!』
DVD『YOSHIO-new member-』
君16曲・なし3曲/19曲
「Black&White」は英詞が多く、参考にしにくいのだが「負けたくない 自分にだけは」から判断して②。
「タナゴコロ」は②だ。全然ギラギラ感はないけども、誰かに向けて歌った曲というよりも自分(たち)の決意表明に近いかなと「敵は自分自身の中にある」し。
「モテたいぜ トゥナイト」も②だろう。「モテてやる!」の決意表明。
【2014年】
シングル『光のシグナル』『Another Future』『Thank youじゃん!』
アルバム『Kis-My-Journey』
君15曲・なし2曲/17曲
「君」曲が一番多かった年で、ちなみに一人称調査ではこの年「俺」楽曲が1曲になった。
二人称なし
「Striker」は文句無しの②だが、「アゲてくぜ!」は…②かなあ。ここまで見てわかったのは、一人称も二人称もない曲は判断しづらいということだ。「素敵なあの子」との交流を心待ちにしている感じだし、誰かに向けた曲ではなさそうだ。
【2015年】
シングル『Kiss魂』『AAO』『最後もやっぱり君』
アルバム『KIS-MY-WORLD』
君15曲・あなた1曲・なし2曲/18曲
実は「AAO」のラップ部分が「アナタ」曲であることにぎりぎりになって気づき、「キスマイの曲の二人称は全部「君」」と言い切れないことに。気付いてよかった。
二人称なし
「Brand New World」も「Halley」も①曲に分類。
【2016年】
シングル『Gravity』『Sha la la☆Su
mmer Time』
アルバム『I SCREAM』
君10曲・なし6曲/16曲
「Crystal sky」は②で。「Yes! ISCREAM」も②でしょう。
「Summer Breeze」「I Scream Night」「Sha la la☆Summer Time」は①曲に。
「PSYCHO」は③。これは分類できなかった。英詞が多いのと、一人称二人称ともにないというのが判断しにくい要因に。挑発的な歌詞が多いので、ギラギラ感が出そうな曲だっただけに残念だ。
☆まとめ
(1)一人称二人称の組み合わせ別にみる
オレンジで色を付けた部分は「一人称俺二人称なし」の曲である。
【デビュー前】「FIRE BEAT」「海賊」
【2011年】「We never give up!」
【2012年】「Take over」
【2014年】「Striker」
すべて上では②に分類された曲で、メロディーもすごくカッコいい曲だ。
⇒一人称俺二人称なしの曲はギラギラ感がある(5/5,100%)
緑で色を付けた部分は「一人称なし二人称なし」の曲。
【デビュー前】「テンション」
【2012年】「WANNA BEEE!!!」「Summer Lover」
【2013年】「Black&White」
【2014年】「アゲてくぜ!」
【2015年】「Brand New World」
【2016年】「YES! ISCREAM」「Summer Breeze」「PSYCHO」
⇒一人称二人称「なし」曲だけを見てもギラギラ感はわからない(4/9,44.4%)
ついでに「一人称僕二人称なし」
【デビュー前】「Endless Road」「TRY AGAIN」「Brand New Season」
【2012年】「タビダチノウタ」
【2013年】「タナゴコロ」「モテたいぜ トゥナイト」
【2015年】「Halley」
【2016年】「Crystal Sky」「I Scream Night」「Sha la la☆Summer Time」
⇒一人称僕二人称「なし」の曲を見てもギラギラ感はわからない(4/10,40.0%)
結論:「一人称俺二人称なし」の曲は100%ギラギラ感のある曲だが、その他の組み合わせではギラギラ感のある曲だと言い切れない。二人称「お前」があればギラギラ系に区分されそうだが、キスマイの曲にはない。
(2)年別の全体の曲数に対する①②の割合をグラフでみる
①の曲は「僕から君への曲と同じ」②の曲を「オラオラ、ギラギラ系」と分類した。
③に関しては2016年「PSYCHO」1曲のみだったので省略。
2015年までを見ていただきたい。
青い線の①楽曲についてはあまり意味のないグラフになっている。
二人称アリの「君」楽曲と同じ意味を持つと解釈したからには①だけで区別する必要もないからである。
注目すべきは赤い線の②楽曲だ。
デビュー前~2015年までにかけて、だんだんその割合が減少しているのがわかるだろう。前回の一人称調査の時に書いたことだが、キスマイの曲は2013年を境にだんだん「俺」曲よりも「僕」曲が多くなっている。
今回の結果と合わせてみると「お前」が出てこないキスマイで間違いなくオラオラ系の曲になる条件としては「一人称俺二人称なし」という条件があげられる。
こうなってくると2015年に近づくにつれてだんだん②の曲が減っていることにも頷けるのではないだろうか。
問題は2016年だ。極端に「なし」の曲が多かったため、グラフが今までとちょっと違う。①②ともにきつい角度で右上にあがっている。
2017年以降キスマイがどんな曲を作り、どんな方向性になっていくかによってこの2016年がキスマイの曲史の中でどんな意味を持つかが明らかになってくるだろう。としか今は言えないのだろうな…。
結論:デビュー前から2015年にかけてだんだんギラギラ系の曲が減少している。2016年は「なし」曲が多いので2015年までとは傾向が異なる。
☆最後に
非常に難しかった今回の二人称調査であるが、デビュー前も含めて「お前」曲がなかったのは驚きだった。ほとんどが「君」のため基本的に二人称だけで判断することは困難だった。個人的な解釈の問題にかかわってしまうのが個人的に残念だった。
やっぱり2016年のアルバムはちょっと異質だったのかなと思う。
また、やはりこれを終えた後も来年からのキスマイがどんな曲を作っていくつもりなのか、気になるのであった。
今年が終わる前に滑り込めてよかったですおしまい!
続き↓
3rdアルバム「Kis-My-Journey」の話をしよう。
※下書きに残っていたシリーズ第3弾
※がさらに残ってた
「アルバム」としての流れとか、そういうのを考えれば5th「I SCREAM」も大好きだが、好きなもの詰め込みましたな4th「KIS-MY-WORLD」がどうしても好きだ。1st2ndは個人的に好きな曲が多かったりして、どうしても3rdは聴く機会が少ない。Overtureもオーケストラみたいな音から入って、明るいし眩しい!
とまあ、あんまり聴いていなかった。でも、ちゃんと聴いてみたらやっぱり良いものは良い。ほんと、ごめん。ジャーニー。
1"3rd"Overture
壮大なオーケストラサウンド。
眩しい!明るい!と一瞬構えたけど、だんだんエレクトロニックな音が入ってきて、ワクワクが高まる。まさにOvertureというようなこれから何が始まるのかと期待させる一曲。実はOverture好きなんですよねぇ。アルバムだなあ、って感じがして。
2 Seven Journey
え、スタートからみっくん好き。
リズムが好き。こんなに魅力的な曲でした?ただジャーニージャーニー言ってる曲だと思っててごめん。Aメロに入るときに最初の3文字分音が無いのかっこいい。(ひ・こ・う)きぐもって。最近ニカ千はどこ歌ってても全部わかるくらいニカ千の歌声に魅了されている。
3 3.6.5
ほんと食わず嫌いしていてごめんなさい。素直に。CMのタイアップイメージが強すぎて全く聴かないでそのままにしていた。サビはやっぱりあまり好きじゃないんだけど、このよくわかんないピロピロ音が癖になるし何よりAメロが最高だね?なんか悲しいし。かっこいい。こういうの好きなの誰が知ってたの〜宏光くん?
4.Striker
かっこいい枠(WORLDではFOLLOWの枠) 。まあもちろん好きなわけですが、アイドルのアルバムに入っているのが信じられないくらい音が重い。
Bメロなんか特に攻めてるなぁと。
特段大きな盛り上がりのない曲というと聞こえが悪いけど、終始「闇」な感じ。コンサートではどうだったんでしょ?
5.ダイスキデス
カタカナだし、バラード感の強い前奏。あー聴く気ねぇよと思ってた(ひどい)。
凄い冬の歌だった。それすら知らんかった。
「空飛ぶ猫がいるというなら 僕は信じるよ」
このフレーズが好き。
「君はアイスじゃない」アホか!たりめぇだ!キタミツでも許さないぞ!
…え?アイスじゃなくてアリス?本当にごめんなさい。と、最近なった。
しかし聴いていくうちに歌詞の優しさに包まれて、なんだかわたしはバニラアイスなんじゃないかという気持ちになりますね。
なんだか終始メルヘンな雰囲気。
でもなんでカタカナのタイトルなのか。気になる…。
6.FORM(北山宏光ソロ)
キターーーーー!
全人類が北山さんちのソファで寝たくなる曲。
キタミツが歌うちょっと影のある曲はリアルだなぁと思う。今ナニヲもそうだが。表現力があるんだろうな!(ということにしておく)
7.LU4E~Last Song~(藤ヶ谷太輔ソロ)
ピアノサウンドの彼のソロ4分作ラスト。
「またあなたに出会えたら 愛してしまう」
というね、脆い藤ヶ谷くんが大好物なので素敵だなと思う。MARS見てないですけど、ああいう儚い系たいぴ好きです。
8.Only one...(玉森裕太ソロ)
またピアノかよ!とか言わない。
バラード好きの皆さんには堪らないですね。とかそんなこと言ってる場合ではない。
「君からもらった本を開いて〜」
からのくだりが好き。というかめちゃくちゃ世界観が綺麗で歌詞が綺麗。
9:1でメロディー派のわたしだって流石にこの歌詞が美しいことはわかりますよ。
サビに行くと若干ビートが強めに出てエレクトロニックな要素が入ってくる。
この絶妙なバランスがエイベックス〜〜〜にくいね!(笑)
説明不要。レーベルがエイベックスでよかった。とにかくかっこいい曲。Kポペンの皆さまも好きですよきっと。やっぱりオラオラな藤北が好きなんですよねぇ。こういう曲を2人にやってほしいなあと思ってしまう私はやはり2人の手のひらの上をごろごろと転がっているのだろうか?
10.棚からぼたもち(舞祭組)
彼らがいなければ私はキスマイファンになっていません。リクルートスーツで一生懸命歌う彼らは最高にキラキラしたアイドルだ。
あと、曲が良すぎる。歌いたくなるし踊りたくなるよねぇ。どこか懐かしいサウンド。たぶん音の運びが正統派なんだと思う。大好き。紅白とかに出るべき。私の中ではゴールデンボンバーの「女々しくて」と仲間(伝われ)。
イヤホンで聴く自担の「お前ら輝けなーーーい」が大好き。
11.ツバサ
一番聴いていなかった曲。だって明るいんだもん。「君と僕を運んでくれる〜」のあたりの音運びが私の中での嵐の曲のイメージ。
12.光のシグナル
強火ドラえもん担だった私としては、コラボしていたこと自体が胸熱。だが、やはりこの曲ももちろん明るい。PVも可愛い曲。間奏の音が好き。
13.僕らの約束
正統派バラードって感じかな。
最後の「またね この場所で 会おう」の会おうの音が!いい!
これはあくまで推測だが、ライブで聴くとよりグッとくる曲なのではないだろうか。
14.アゲてくぜ!
私が満員電車乗りたくねぇ無理月曜無理って時に前を向くために聴いている曲(やばい)。
歌詞に出てくるような感じで素敵なあの子からメールきたりもしないが、今日もがんばります。こういう風に元気をくれる曲という意味ではやっぱりこれはアイドルソングなんだろうか。
以前「キスマイの曲はアイドルソング感がない」みたいなことを言った時に、「元気をくれる曲という意味では間違いなくアイドルソングでは?」という意見をもらったことがある。アイドルであるキスマイにもだんだんはまっていくにつれて、確かになぁと思っている。
とまあ、久々にずっと残っていたやつを書ききったわけだが(あと2曲のとこで2ヶ月放置してた)、冒頭に書いてあった通りずっとこのアルバムは好きじゃなかった。あえて順番をつけるなら、4→5→2→1→3。
最近、このアルバムは出た時にファン受けの良いものだったと聞いて、ああ私はまだまだど新規だったのだなぁと。
聴き込んでいくうちに良いところがどんどん見えてきたので、記録がてらこうして残しておく。
あ、そうそう、舞祭組ちゃんシングルおめでとう!シャララの乱でも頑なにしなかった初めての全種予約をキメてしまいました。心から欲しいと思ったCDだから買うよ。この話は、今はこの辺で。あとはCDを受け取ってから、ゆっくりと。
Kis-My-Ft2は本当にオラオラ系なのか【キスマイ1人称調査】
こんにちは。
エビキスアンケートの集計ノイローゼから早一か月。もうああいうのは向いていないと悟ったがしつこくこんなことをしてみようと思う。
私が何度も何度も読ませていただいている大好きな記事。
(勝手にリンクを貼ってしまい申し訳ございません。)
へえ、KAT-TUNの曲の一人称にはこんな変化があったのか…
KAT-TUNの次に俺系でオラオラなイメージがあるのはどのグループだ!!
そうだ!キスマイだ!
ということで私は、キスマイバージョンでこちらの記事を書いていきたいと思う。
この前のアンケートでも結構「キスマイはチャラい」「オラオラ系」などの意見をもらったので、それが楽曲の一人称からも読み取れるのか調べてみよう、と。
何度も調べたけど、キスマイでやっている人いなかったので大丈夫だと思うが、もし誰か先にやってらっしゃったら本当にごめんなさい。
そして、手で調べながら作っているのでところどころ間違いや抜けがある場合があると思われます。ふーんそんな感じか、とだいたいの感じで楽しんでいただけると幸いです。
【ルール】
- 対象は2016年11月段階で音源化されている曲。Kis-My-Ft2名義のアルバムまたはシングルに収録されていることが条件。(例:『Kis-My-Zero2』収録の千年のLovesongは含むが2009プレゾン収録の「オ・シャ・レ」は含まない。)1曲につきカウントは1回。複数のCDに収録されている楽曲は発売された時期の早いCDに所属。
- Overtureは除く。
- バージョン違いはカウントしない。(例:「アイノビート」は通常、アルバムバージョン、ロックバージョン、ダンスバージョンがあるが4曲ではなく1曲としてカウント。)
- ソロ・ユニット曲は含まない。
- 原則歌詞は「歌ネット」を参考にする。
- 一人称複数は一人称としてカウントする。
- RAP詞のみに出てくる場合は色で区別する。
- デビュー後の音源は年ごとに集計。
(お試しで目次を付けた。下から飛べます)
☆さっそく見ていこう
一番左の枠の上が収録CD,その下が全体の曲数に対する俺楽曲・僕楽曲の数。
次の枠で赤で表記されている曲が一人称が「俺」の俺楽曲。青は「僕」楽曲。一人称が出てくる部分を一部引用した。
黒で表してある曲は一人称がない場合、あるいは「俺」「僕」でわけらけない場合。特別に記していない場合は一人称なしを表している。
【デビュー前】
対象作品:『Kis-My-Zero1』『Kis-My-Zero2』『Kis-My-Zero3』『HIT!HIT!HIT!』
俺4曲・僕9曲/全19曲
デビュー前のキスマイといえばオラオラで腰で物事を語るタイプというイメージがあるのにも関わらず俺は4曲しかないという結果に。ちょっといきなりイメージと差を感じる。
ちなみに、音源化されているという条件はなしで、ツイッターで教えていただいたデビュー前の楽曲は20曲(俺5/僕9)でした。
【2011年】
シングル『Everybody Go』『We never give up!』
俺3曲・僕2曲/全7曲
デビュー前よりも少し俺が増えた印象。8月のデビューからシングルA面が2タイトル連続で俺系ということになる。
【2012年】
シングル『SHE!HER!HER!』『WANNA BEEEE!!!/Shake It Up』『アイノビート』
アルバム『Kis-My-1st』
俺5曲・僕4曲/全14曲
1stアルバムの『Kis-My-1st』の俺楽曲の多さに着目していただきたい。
「Girl is mine」や「Take over」系の楽曲だけでなく「Tell me why」のようなバラードでも一人称「俺」が使用されている。ここに書くのは少々ずるいかもしれないが、ソロやユニットも合わせ、シングルカットした曲も含むアルバム全体の曲数(Overtuneは除く)12曲のうち俺が8曲僕が3曲である。そう、アルバムの75%が俺系楽曲である。歌詞における「俺」の使われ方を見ても、デビュー前よりも1stアルバムに一番いわゆる「オラオラ系」の要素が多いように思える。
シングルA面は『アイノビート』以外は一人称なしだった。
【2013年】
シングル『My Resistance-タシカナモノ-/運命Girl』『キ・ス・ウ・マ・イ~KISS YOUR MIND~/S.O.S(Smile On Smile)』『キミとのキセキ』『SNOW DOMEの約束/Luv Sick』
アルバム『Goodいくぜ!』
DVD『YOSHIO』
俺2曲・僕10曲/全19曲
どうしたことか。俺系楽曲は急に2曲になった。
しかも2ndアルバムには「俺」楽曲がシングル曲以外に1曲も入っていない(アイノビートAlbum ver.と運命Girl)。そして特にこのアルバムでは「一人称なし」の楽曲が目立つ。これは次回やろうと思っているものに触れることになるが、一人称なし楽曲にはいくつか特徴があって「自分」に対して歌った曲(そういうワードが出てくることも多い)、歌い手側と誰か(多くは君)に関する曲(つまり、一人称は自明なのでわざわざ示す必要がない場合)などがある。ここの変化にも少し気を付けていきたい。
この年のシングルは両A面シングルが多かった。そしてその多くが「僕」楽曲だ。このあたりから去年との違いが見えてくるようにも思う。
しかも「俺」楽曲といっても「運命Girl」と「Luv Sick」は曲調が全然違うので、この「俺」にも大きな違いがある。聴いたことのある人、いやPVを見たことのある人はわかると思うが、「運命Girl」は全然オラオラギラギラ系の曲ではない。「Luv Sick」はカッコイイ系の曲だと思っている。
【2014年】
シングル『光のシグナル』『Another Future』『Thank youじゃん!』
アルバム『Kis-My-Journey』
俺1曲・僕11曲/全17曲
ついに俺系楽曲は1曲となった。カッコいい系ダンス担当の「Striker」だ。
アルバムを見てみると、藤北ユニットの「FIRE!!!」が俺楽曲ということで『Kis-My-Journey』全体では2曲。舞祭組名義の「棚からぼたもち」は僕俺混合。
昨年のアルバムが「一人称なし」が多かったのと比べ2014年のジャーニーは一人称がある曲がほとんどであり、その多くが「僕」楽曲だ。
シングルのA面は僕1曲の一人称なし2曲だが、カップリングに「僕」楽曲が多い。
【2015年】
シングル『Kiss魂』『AAO』『最後もやっぱり君』
アルバム『KIS-MY-WORLD』
俺1曲・僕10曲/全18曲
「Kiss魂」はラップの部分に「俺」が出てきたため色を区別した。
また「Past&Future」は歌詞の中に「僕」「俺」両方があるので黒字扱いになっている。
俺楽曲はほとんど虫の息である。『KIS-MY-WORLD』の中にもシングル曲である「Kiss魂」以外に俺系楽曲がない。比較的かっこいい系の音である2曲が「一人称なし」だったことが要因か。シングル『最後もやっぱり君』では収録曲4曲すべてが「僕」系楽曲となる。
【2016年】
シングル『Gravity』『Sha la la☆Summer Time』
アルバム『I SCREAM』
俺0曲・僕10曲/全15曲
ついに俺楽曲が消滅。
『Kis-My-Journey』での「Striker」や『KIS-MY-WORLD』の「FOLLOW」に当たる曲が『I SCREAM』になかったことが原因だろうか。
今までのアルバムに比べ全体的にポップな印象のあった今回のアルバムだが、こういったことも関係していたかもしれない。
☆最後に
結果としてトータルで俺16曲・僕56曲/109曲ということになった。
どうだっただろうか。オラオラチャラ集団のイメージがあるということだったが、実際はデビューした年と次の年以外はほとんど一 人称を「僕」とした曲が中心となり2016年には「俺」を一人称とする曲は消滅。トータルで見てみても15%程度とかなり低い割合となった。対して「僕」は5割弱を占めており、キスマ イは「僕」系の曲が多いということが分かった。
ここも前出の記事を参考にさせていただくのだが、グラフに表してみよう。
最初にリンクを貼らせていただいた記事では明確に「俺」から「僕」に切り替わる瞬間があったが、キスマイではそのような明らかなきっかけがなかったように思う。
確かに2013年を境に急激に数は減少しているともいえるが、デビュー前の曲にも「俺」が多かったと言い切ることはできないため、デビュー後少しだけ「俺」曲が多かった時期があったという程度にしか今は言えないだろう。しかし、2013年以降、俺楽曲が減り、僕楽曲が増えているということはよくわかるグラフだ。
デビューして今年で5年。まだまだこれからたくさんの曲を作っていってくれるだろう。この先もっと楽曲が増えたときに割合がどう変化していくのか、楽しみに思っている。
このシリーズ、あと2回続く(予定)。
二人称について、それからソロとユニットのバージョンを近いうちにあげたいと思う。気が向いたら読んでいただけると嬉しい。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!
↓続く
キスブサ秋の趣味大暴露大会
※かなり適当な備忘録となっております
10/24のキスマイBUSAIKU!?「彼女と楽しむハロウィンコスプレ」。
ハロウィン文化をよしとしていないので、本当に心底どうでもいいお題だと思っていた。街が混乱してただただ迷惑なんだよなあ…仮装している人お断りの店を発見して胸をなでおろした去年のハロウィン。いい思い出がない。
でも今回のキスブサ神回でした。間違いなく神回。
ただの趣味暴露大会ですよ。何のとは言いませんが。
まず横尾さんの全くハロウィンに興味のない感じに萌える。
横尾さん「ハロウィンは日本の文化じゃないからさ」に大きく頷く。クリスチャンでもねーくせにと思います(但しよこーさんと違ってクリスマスは楽しむという矛盾っぷり)。
期待せずにランキングがスタート。
3位 横尾渉「婦警と囚人」
囚人可愛い。噛みすぎだけど。
「捕まえてっ」という囚人。大丈夫か。よこーさん。アイドル。
ここで神回を確信。
やる気ない感じが好き。地上波で囚人コスプレしたアイドルが婦警コスプレした女性の胸元のボタン外してシール貼ってたけどこれ放送大丈夫でした?触りすぎではなかったか(興奮)
それに「おいおい囚人が婦警さんのって」みたいなコメントしてたたいぴちゃん視点が私と同じだったので握手。
手錠はほんとにこるんが言ってた通りこれはダメだと思います。直接的になんかエロい。私の心がけがれているのだろうか?よこーさんそういう趣味おありです?(小声)
2位 北山宏光「ゾンビナースとゾンビ力士」
みーこにナースのカッコさせてるあたりにみっくんの趣味を感じる。
なぜ相撲取りにしたのかなぁ…って思ってたけどえマジで相撲とるの?
ごっつぁんですやばいな…あんまり癖全開な感じにしない配慮にチャラ男を感じる。ただし、これが2位なのは納得いかないぞ。コメント見てて、マー坊の「おめでとよ〜」のときくらい甘々な感じだなと思った。ちょっと噛みすぎだったけどよこーさんが2位だと思うな私は。
4位 二階堂高嗣「原始人と探検家」
前前前世とか君の名はとか安定のはやりネタを取り入れるタカシ。相変わらず。
でも全体的にただただあほっぽいだけで、なんかいやらしさがなかったのが良い。あとスパイダーマンで来ると思ったけど、案外ふつうだったなぁと。
5位 玉森裕太「2人で1人の水着(下着か?)姿の女性」
イミワカンナイの極みみたいなコスプレ。いつからお題が「周りと被らないコスプレ」にすり替わってるの。
でもおっぱいは絶対揺らすものな玉ちゃん推せる!!!
うぇーいとかわけわかんないこと言いながらひたすらおっぱいを揺らす玉ちゃん。「何とかして揺らさなきゃ」と思っていたと真剣に語るあたりが非常にいい。
6位 千賀健永「2人で1つのサンドイッチ」
ふざけているとしか思えないのだが、本人は至って真剣なところが天使すぎる。2人で1つっていうのが千ちゃんは好きなのかな。
わざわざあれを海外から輸入したとぼそっと言っていたのを聞いてから笑いが止まらなかった。
7位 宮田俊哉「幼稚園児とその父」
やばい(確信)
「普段大人っぽい」彼女が甘えられるから幼稚園児と父親だと…うん…完全に趣味を暴露しているよとしくん。
お酒飲んでるときの未成年なのにいいのかな発言でスタジオもびっくりしてたけどこれは激ヤバ。
設定をめちゃめちゃ厳格に守っていくあたりに性格を感じました。
横尾さんドン引きしてたけど、胸を張って笑顔で悔いはないと言われたら元気出た。
1位 藤ヶ谷太輔「ヴァンパイヤ」
けんぴの「こういうのだったわ」で吹く。
マジ銀座カラー。普通だよねー、唯一のホッとする仮装。
と思っていたら突然の「血吸われたいよね」発言。おぬしもか。
首元へのキスを人もいるしって断るまでがワンセット。エロみ。
ということでトンチキ仮装フットツーさんをこれからも応援していきたいという気持ちになりました。そりゃたいぴちゃんほかの人の見てたら動揺するよね。路線が読めなすぎ。
こんなにアイドルが自分の趣味出して大丈夫か心配になりましたが、久々にキスブサで録っておいて良かったと思う回でした。面白かった!
キスマイの曲で打線組んでみた。
20件ある下書きや、データ分析系ブログを放置して…。
ひなこ(id:hncoo)さんのブログよりお借りいたします!!
今日はキスマイ曲で打線を組むぞ。実は前に組もうとして断念したことがある。
突然打順組みたくなる病気があったら多分それだと思う
— ぴの (@gobackhome_asap) 2016年7月26日
いやあひなこさんの打線めっちゃ強いですけど、何とか太刀打ちできるような打線を組みたいと思います。
1 王道曲だけでつくる打線
1(左) Yes! ISCREAM
2(遊)3.6.5
3(中)We never give up!
4(三)Kiss魂
5(一)アイノビート
6(右)Gravity
7(二)キ・ス・ウ・マ・イ
8(捕)My Resistance
9(投)Shake It Up
新加入のルーキーを早速使用していくなど若手を中心とした采配スタイル。
なんと前出のひなこさんの打線とメンバーをかぶらないようにしてもできちゃいました(キスマイの王道曲の数たるや)。
わが軍の4番は一発重視タイプというよりも「つなぐ四番」です。
それから二遊間絶対体軽い。特に3.6.5とかほんと軽そう。手堅くバントもしてくれる。ちなみにキスウマイは意外性の男と呼ばれている。地味に勲章打多い。
シェケは昔はムラがあったけど最近は安定感の出てきたピッチャー。
マイレジ捕手はちょっと気が弱いので、頑張れ。
キャプテンはアイノビ。プレーで引っ張るタイプ。
アルバムのリード曲とベストに入っている曲、タイアップを中心に考えてみました。あと歌番組披露があったやつとか。一般知名度高そう。
2 好きな曲だけで組んでみる
1(左)FOLLOW
2(遊)Shake body!!
3(右)Black&White
4(一)FIRE BEAT
5(二)千年のLovesong
6(中)Hair
7(三)ドキドキでYEEEAAAHHH!!!
8(投)ETERNAL MIND
9(捕)Take over
中継ぎ Never end Love
抑え Goodbye,Thank you
ひなこさんはDH制を採用していましたが、私はDH解除でエタマイを二刀流にしてみました。ごめんなさい大谷君ですというか打順がほぼハm
攻撃的2番と下位打線にもバッティングのいいバッターを並べたダブルチャンス打線です。ドキドキはムラがあるけど一発のあるタイプ。下位打線にいると怖い。
千年のラブソングは他球団からの移籍組で、結構なベテランです。得意なことはケースバッティング。Take overは怖い先輩。みんなサインに首を振れない。でもエタマイはそんなことは気にせずガンガン首を振っていくスタイル。
やっぱり四番はふぁいやび先輩に入ってもらいました。かぶるからできれば避けたかったけど、四番を打てるのはやはり彼しかいないですね。
王道がフレッシュ打線だったのに対して、こちらはそろそろ若返りが必要な感じの打線に仕上がりました。おまけで中継ぎと抑えも書きましたが、ブルペン陣も高齢化してる。次期抑えはルーキーのRe:とI Scream Nightの一騎打ちだとか。
キャプテンはShake body。明るいキャラクターに定評がありますが、ちょっとなめられ気味。
…大丈夫ですか…?引いてませんか…?
番外編
~キスマイちゃんたちの守備位置を考えてみようのコーナー~
実はこれも前に書いてました。
・たまちゃんはライパチ
— ぴの (@gobackhome_asap) 2016年7月26日
・北山さんがサード
・たいぴがショート
・みやっちセカンド
っていうのは私の中で決まってる。がやみや二遊間尊い。たまちゃんはかわいいからただ立っていてくれたらそれでいいよ。あと人足りなくて投手と一塁埋まらない。わたしどっちも経験あるから分裂するね(?)
たまちゃん(ライパチ=8番ライト)
彼は本当に外野を守ってさえいてくれればそれでいい。というか上でも書いてるけどただ立っていてくれればいい。かわいいから。
ちなみに初心者が草野球をするときとか、たぶん最初はライパチだと思う。ライトは一番打球が少なく(プロは別だけど)、8番は一番責任の少ない打順(とされている)だから。
キタミツ(サード)
間違いないでしょ。できれば5番を打っていただきたい。
熱い人はサードって決まってますからね。ちなみにサードは飛んでくるボールが本当に速いので怖い。のわりに前に出なきゃいけないんだよね。勇気のある人が向いてる。
横尾さん(キャッチャーorファースト)
打順は3番かな。
実際に守っていた人っていうのもあってキャッチャー。冷静でブレイン。
野球のフィールドの中で唯一みんなと反対を向いている人。
でもファーストも似合うんですよねぇ。内野がいくらボールを取ったところでファーストがちゃんと取らないとアウトになりませんから。あとサードとちょうどシンメみたいな位置で守る必要があるので、打球も速めです。カットプレーとか牽制とか、することが多い。地味だけどね(今日王さんが言ってた)。
みやっち(セカンド)
初心者が任されることの多いポジションのひとつ。宮玉はフィールドにいることに意味があると思うんだ。
でもセカンド、結構やること多い。ファーストのカバーもするし。ピッチャーに声掛けに行く担当を任されてたりもします。そういう影のリーダー感でセカンド。
たいぴ(ショート)
たいぴ姫とかっこいい太輔君の二つを持っている器用な面を買ってショートに起用。
イメージ的にショートができるひとはできないポジションがない。
甲子園とかでもショートの子がピッチャーに入ること多いですね。
でもひなこさんの二遊間より緩いがやみや二遊間、すぐにセンターまでボール抜かれそう。
ニカ(レフト)
たぶんレフトに緑のイメージがあるせいだと思う。
レフトはよく打球が飛ぶ。華のある派手なプレーで見せてくれると思う。
ダイビングキャッチを狙いすぎて後ろにそらすことも多そう。ボールは前に落とそうな。タカシ。
千ちゃん(センター)
別に名前とかけてダジャレを言っているわけではない(笑)
千ちゃんにはライトレフトのカバー、また内野のカバーもして、一番走って、そしてピッチャーが一番よく見えるセンター。
柳田(ソフトバンク)、糸井(オリックス、横尾さんの友達。今はライト)、新庄とか結構華のある選手はセンターだよなぁと思ったり。浜中文一君に似ているらしい陽岱鋼さんも超スターなんでお願いします。
こんな感じ。
趣味全開オタク全開、ここまで読んでくれた人は果たしているのだろうか??
本当に楽しかったです!一瞬で書き上げました。
ひなこさんめちゃめちゃ楽しいお題をありがとうございました!
無理やりテンションを上げたいときに聴くキスマイ
※下書きが20件近いので短編を書こうシリーズ第2弾
「体調が悪いわけじゃ無いけど今日はなんだか気分が乗らない、でもこのままだと困る」ことがよくある。
ラッシュの電車に今日も乗らなければならない時。休日だけど早起きする用事がある時。様々。
そんな時、最近アイドル界に手を出した私は、アイドルのキラキラしたパワーに頼っているのである・・・
キスマイちゃんが、私たちのテンションを無理やり上げるのを手伝ってくれるぞ。
※無理の原因がマジで無理なときは無理せず休むべきですよ、もちろん(語彙力)
1"5th overture"
(5th『I SCREAM』)
どんな時でもやはり形から入りたいからスタートはovertureだ。
どんなovertureでも好きで聴くが、これは元気が出るなあと最近思っていて、お気に入りである。
2 アゲてくぜ!
(3rd『Kis-My-Journey』)
これは本当に普段から「無理やり」元気を出したいときに聴いている。
だってたいぴちゃんが「なんだか今日はダメかもな気分 だけど顔を上げましょう」っていうのに合わせて顔を上げているんでね!!
あ、「素敵なあの子」に会う予定は残念ながらないので、前を向く理由がありません。
そんな時に「やっぱり今日はキツいかも…な気分 だけど前を向きましょう」って北山君がいうので前をみます。でも「マジヤバい慰めメール」は誰からも来ません。
でも、とりあえずアガっていたらいいらしいので何とか頑張ってテンションを上げようかなという気持ちになります。
3 Shake body!
(4th『KIS-MY-WORLD』)
「アゲてこうぜ テンション UP UP」ですからね、まだ上げていく必要があります。
と思ったら「うなぎ上り テンション UP UP」だなんていうからえ~~さっきより上げなきゃいけないのか~~と思いながらキスマイが後悔させない、嘘じゃないっていうし上げてみる。
4 運命Girl
(2nd『Goodいくぜ!』)
人波から巻き髪ハニーに突然ご登場いただくのは遠慮したいんですけども、「ダイナマイトバディ」を楽しそうに歌う北山君をほほえましく思いましょう。
「電話してもいいかな」「やっぱりメールがいいのかな」のくだりであなたに思わず笑顔が!!!よかった!!!
おバカっぽくて大好きな曲なんですが、こういう風に元気をもらいたいときに聴くのはいいですね。このおバカな恋の歌を一生懸命全力でかっこよく(時にかわいく)歌い上げるキスマイがいとおしい。
5 We never give up!
(1st『Kis-My-1st』)
「上手くいく日もあれば またその逆も必ずあるのさ」
優しい言葉をかけられてちょっと肩の力が抜けて、頑張ってもいいかなって思いはじめる。
6 AAO
(5th『I SCREAM』)
このリレーはちょっとした暑苦しさを感じないでもないですけどね、運命Girlで笑顔になったあなたならきっとこの直球の「下向くなよ!」を素直に受け止められるでしょう。
みやっちに「できることからやっとこー!」と言ってもらうことで肩の荷がおりる。
7 テンション
(『Kis-My-Zero2』)
この疾走感あるテンポの曲で「テンション」ってタイトルですからね。
テンションが上がらないわけがないんです。
サビは「俺とお前とみんなで」ではないので注意が必要です。
無限のテンションぶちかませーーーー!!!!!!!
どうですか、無理にでも「今日一日乗り切ってやってもいいか」くらいの気分になりましたか?
え?ならない?
ボーナストラック「ジョッシー松村のSCREAM」
(5th『I SCREAM』)
「まっちゃんならできる!!!」の部分を脳内変換して「◎◎ちゃんならできる!」として間接的にニカちゃんに応援してもらいましょう。
ということで一応全部のアルバムから1曲ずつは必ず選出してみました。
アイドルソングって何聴いても元気になるという効果持ってると思うんですがね。
そんなこんなで最近「メガ☆ラブ」とか「MU-CHU-DE恋してる」とか、可愛いアイドルソングばっかり聴いてます。可愛い~~~~~!!!!!!!(無関係)